Bula!✨ こあらです🐨
フィジーへの留学を決めたあなた。
よく踏み出しましたね。
フィジーでのホームステイは主に
フィジアンファミリーか
インディアンファミリーの
どちらかに振り分けられると思います。
たまに、ロトゥマンファミリー（フィジー周辺の島国出身をロトゥマンRotumanと呼ぶ）や
パートヨーロピアンファミリー（フィジアン×オーストラリアやニュージーランドの血が混ざっている家庭）になる場合もあります。
今日は、フィジアンファミリーでのホームステイについて実際にした私の経験からもお伝えしたいと思います。
もちろん、家族構成は家庭によって様々ですがフィジアンは比較的大家族が多いです。
特に子供が3人以上、多いところでは5,6人。
そして、「お母さんの妹」とか「親戚家族」も一緒に住んでいることもあります。
フィジー料理といっても、キャッサバなどのイモ類やチョプシー（ヌードル、お肉、野菜を炒めたもの）などのおかず、スープ、カレーなどがメインです。
インディアンほどもひどくはないですが彼らもやはりチリが好きで辛い物を入れたがります。
ココンダやロボなどフィジアン料理としては有名ですがパーティーのときに振る舞われる特別な料理です。
辛い物が苦手な場合やお腹がいっぱいで食べられない場合は素直にそれを伝えましょう。
「ママウ」（フィジー語：おなかいっぱい）と一言いうと笑って許してくれますよ。
遠慮して、I like it.とかI can eat spicy foodとか言ってしまうと次からどんどん出されてしまいます。
フィジーの食事について詳しくはこちら☟
基本編★フィジーの食事 キャッサバ主食のエネルギー飯と種類豊富なインディアンカレー
また、日本のように一汁三菜とはいかず、比較的質素なものにはなりますが、日本からカップ麺やパスタソースを持ってきてお腹が空いたら自分で料理するなど工夫をしましょう。
スーパーやコンビニのようにお惣菜を買ったり菓子パンを買うなどさくっとできないのでとても恋しくなります…
洗濯機があるところは洗濯機ですが、昔日本で普及したような二層式の洗濯機がほとんど。
また、柔軟剤も使わないし、洗剤は粉洗剤を使います。
洗濯機がないところも多く、洗濯は手洗いのところもあるのが事実。
Tシャツや下着など容赦なく、フィジアンの手でぎゅーっとしぼられてゆきます。笑
だから、大事にしている服などはそもそも持って来ない方がいいかも。
それでもママたちはとても洗濯になれていて、ものすごく手際よく洗って、干して、取り込んでを毎日繰り返しています。
干すのもハンガーとか使わず洗濯ばさみで洗濯ひもにずらーーっとほしていきます。
フィジーの炎天下では半日干していれば乾くみたい。
ホームステイによってはお母さんがしてくれるとこもあれば自分でしなさいというところも。
洗濯の頻度や、洗濯ものを出すところ、洗剤は自分で用意するのか、洗ってくれるのか、洗濯ネットを使ってほしい、大事なものは自分で洗うなど入居時に確認するといいでしょう。
お洗濯について詳しくはこちら☟
生活編★フィジーでのお洗濯 手洗い？洗濯機はあるの？使えるの？
こちらも同じく、ママがやってくれることもあれば自分でやらないといけないなど家庭によります。
ごみの分別は全くと言っていいほど気にしないでよく、ペットボトルやプラスチック、紙類、関係なく一緒に捨てます。
上記に述べた、食事、洗濯、掃除に付け加えて、お皿洗い、シャワーの使い方、門限、お祈り、友達を呼ぶ、晩ご飯が要らないときの連絡など家庭ごとにハウスルールがあります。
最初から決まっているものもあれば、住んでいるうちに、両者の合意でできていくものもあると思います。
お家に住ませてもらっていることを理解してルールには従うようにしましょう。
・盗難
自分が外出時に、ホストファミリーに財布の中から現金を盗られたとか勝手にパソコンを使われたとか少ないですがあります。
どうしてもフィジアンは比較的家計に余裕がないのでお金持ちの日本人のものを盗ったり使ったりしてしまいます。
ただ、実際にホストファミリーが盗ったとか使ったとか証拠がないし信頼している家族を疑いたくありませんよね。
自分が現金の管理を誤っていたかもしれないしパソコンを使われたと勘違いしている場合も例外ではありません。
自分が犯した過ちなのにホストファミリーを疑って関係が悪化したら、以降の滞在が本当に気まずくなってしまいます。
そのため、財布やパソコンなど貴重品はスーツケースの中に鍵をかけて保管し、その鍵は常に持ち歩くようにし自分自身が管理を徹底しましょう。
紛失しないよう注意。
・食べ物の管理
開けかけのものはジッパー付きの袋、もしくはタッパーに入れるなど工夫をしましょう。
ありやねずみが寄ってきて取返しがつかなくなることも。
冷蔵庫に入れておくのが一番かもしれません。
ただ、家族に子どもが多いと冷蔵庫に入れていた日本のお菓子が知らない間に食べられていることも。
名前を書いておいても子どもは読めないし、知らずに食べている場合があるのでパパやママに伝えておくなどできる対策をしましょう。
・あやまりすぎ
日本人はなにかと”I’m sorry”（すみません）と言いたがると思われています。
たとえば、「さっきトイレの電気つけっぱなしだったわよ」と言われたら普通
”I’m sorry.” って言いますよね。
初めのことはそんなに気にされないんですけど、それが積み重なると、
「もう’I’m sorry.’はうんざりよ！！」ってなぜか爆発することがあります笑
そんなときの対処法としては
”Thank you for telling me.”（教えてくれてありがとう！）
”Oh, I forgot to turn off the light. Thanks.”（あ！消すの忘れてた！ありがとう！）
”Vinaka”（ビナカ！/フィジー語でありがとう）
と、感謝の気持ちをメインに伝えるといいと思います。
・電気の使いすぎ
ケータイの充電、パソコン、ドライヤー、ゲーム、ポケットWi-fiなど電子機器があふれていると思いますがたこ足、延長コードなどを使って充電する場合一斉に充電したり、夜中じゅうつなぎっぱなしにすることは控えましょう。
また、ホットシャワーの長時間の使用は控えましょう。
日本にいるうちからシャワーの時間を短くするよう努力しましょう。
電気代には特にシビアです。
フィジーでは、コンセントの脇にスイッチがあり使っていないときはそのスイッチを必ずオフにするように心がけましょう。
口うるさく言われるようですがこれが仲良く、関係をよく築く秘訣です。
こまめに電気を消しましょう。
・宗教
フィジー人はだいたいキリスト教で毎週日曜日の朝お祈りに出かけます。
それだけでなく、食事前にお祈りをしたり平日でも毎朝お祈りに教会に通う熱心なファミリーもいます。
お祈り中は静かに、邪魔をしないようにしお互いを尊重しましょう。
・しつけとしての暴力
小さい子供が何人もいると家の中がうるさくなり親が叱っても効果がない場合があります。
そんなときはパパが子供のお尻をベルトでひっぱたいたり顔を平手でたたいたり、まだまだしつけとしての体罰が残っているのが見受けられます。
その光景を見たら驚くかもしれませんがそっと目を背けて子どもたちが戻ってきたら優しく慰めてあげましょう。
・ドアの開け閉め
特によくあるのが、車に乗せてもらうとき、車のドアを「バンッ」と閉めてしまって怒られることがよくあります。
フィジーでは日本のような新車は使われておらず、ほとんどの家庭が15万キロ以上走った中古車を使用しているため、ドアもだんだん古くなってきています。
日本では強く閉めないとよく閉まらないこともありますが、フィジーでは逆に強く閉めると嫌がられます。
タクシーに乗るときも同じくそれを注意しましょう。
また、日本でも同じことですが、相手が話しているとき、喧嘩したときにドアを「バンッ」と閉めることは特に失礼ですよね。
どんなに喧嘩しても、ドアを強く閉めるようなことはやめましょう。
ドアが壊れると関係が悪化するだけでなく、弁償を求められることもあります。
以上、フィジアンのホームステイでの生活を
まとめてみました。
こっちもついでに読んでね。
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フォトグラファー兼ブロガー
動物占いで「フットワークの軽いこあら」です。
関西のいなか出身、早稲田スポ科卒。
小学校から大学までソフトテニス一本。
大学卒業後、フィジーへ移住。
2年間のフィジー生活を終えて2020年夏に帰国。
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