【初心者向け/簡単】スポーツや運動会の写真を失敗せずかっこよく撮れる設定

こんにちは、こあら🐨です。

会社員の傍ら、アスリートを撮る、プロのフォトグラファーとして活動しています。

カメラを使い始めたばかりの初心者さんでも、子供の運動会を控えたカメラに不慣れなお父さん・お母さんでも、できるだけ細かい設定はせず、失敗せず確実に写真が撮れる方法を紹介できればと思います。

この記事では、主にキヤノンのカメラを使って説明します。

※できるだけ専門用語は使わないようにします!

この記事はこんな場面に役立ちます

・初めての運動会の記録を残したい!

・子供の引退試合の姿を写真に収めたい!

・好きなスポーツ選手のプレー写真をうまく撮れるようになりたい!

カメラがあれば誰でも撮れる!簡単設定2ステップ

ステップ1:設定を【スポーツモード】にする

CanonのEOS Kissシリーズなら右上にダイヤルがありますよね。

MとかPとかのアルファベットとチューリップや山の絵などが書かれたこちら👇

これを【スポーツモード】(走っているマーク)に合わせます。

 

Kissのx10以降の場合、ダイヤルに「走っているマーク」がないので、

SCN(シーン設定)に一旦合わせて、画面上でスポーツモードを選びます。

これで第一段階が終わりです!かんたーーーん!

ステップ2:連写モードにする

撮影できる画面にして、右側正面のサークルの左ボタン(四角が重なっているマーク)を押します。

機種にもよりますが、EOS Kiss x9iの場合は、2番目の「高速連続撮影」を選びます。

「H」はHigh speed(高速)のマークですので、スポーツや早い動作を撮る場合にはこれが必要です。

これで基本的な設定は終わりでーーーす!簡単!!!

いつもより長めに、「カシャ」じゃなくて「カシャーー」ぐらい(2秒ぐらい?)シャッターボタンを押してみてください。

めっちゃ連写で撮れます。

その中で、目のつぶっていない、ぶれていない、ベストショットを選びます。

初心者でも大丈夫!困ったときの対処法!

被写体が遠い&小さいときは望遠レンズを使う!

「レンズキット」についているのは、「標準レンズ」という18-55mmのレンズです。

標準レンズは、目の前の人や食べ物を撮ったり、景色を捉えたりするのは得意ですが、遠くで走る我が子や、スタジアムの観客席から選手を撮るには不向きです。

そのため、「望遠レンズ」を使うと、ピンポイントで被写体を捉えられるようになります。

標準レンズに比べて質量も重く、持ち運びの荷物も増えてしまうのですが、撮れるものの幅がぐっと広がり、カメラの楽しみが一気に増えます。

望遠レンズで撮れるもの

スポーツ・運動会・発表会・卒業式など遠くにいる人、野鳥、月

 

望遠レンズで撮れないもの(標準レンズでカバーできるもの)

ポートレート、集合写真、日常生活、食べ物、ペット、建造物、山やビーチなどの景色、花、星、花火

初めての方におすすめの望遠レンズ2本!

Canon 望遠ズームレンズ EF-S55-250mm F4-5.6

望遠レンズといえばこれ!というほど、使い勝手がよく、初心者でも使いこなせます。

「ダブルレンズキット」というセットを購入すればこのレンズが含まれていることが多いんです。

Canon EOS Kissシリーズを使っている人なら、このレンズ1本あれば十分。

フルサイズ機を持っている方は合わないので気をつけてくださいね!

この望遠レンズを使った写真を紹介します。

こんなにかっこよく、表情も明瞭に捉えることができます。

SIGMA (シグマ)18-300mm

SIGMAというメーカーは、サードパーティといって、CanonやNikonのカメラに合うレンズを出してくれています。

サードパーティのいいところは、Canon純正レンズやNikon純正と同じくらいの機能なのに、低コストで購入できることです。

Canon用、Nikon用、Sony用と仕様が異なりますのでご自身のカメラに合ったレンズを探してくださいね。

また、このレンズは、望遠レンズでもありますが、18-300mmという、標準レンズの機能も搭載しており、1本だけでなんでも撮れてしまうんです。

標準レンズと望遠レンズ2本持っておく必要がなく荷物が減る上に、付け替えが不要なので無駄な手間を省くことができます。

初心者の方には嬉しい特典いっぱいのスーパーレンズ!

望遠レンズを買う余裕がない!

とはいうものの、中古だとはいっても2万円の出費は痛い、、

そんなときはレンタルしてみてはいかがでしょうか。

望遠レンズをずっと持っていても使い道がないし、1回だけ使って持っておくと劣化しそう、、

こんな人のために「GooPass」という機材レンタルサービスがあります。

カメラだけでなくレンズだけを借りることができるので、お好きなレンズを1ヶ月だけ試すということが可能です。

GooPassの使い方・レビューはこちら。

私は何回も使わせていただいてます!

【使ってみた】カメラ機材レンタル GooPassの賢い利用方法と口コミ

体育館や屋内スタジアムでの撮影は明るさに注意!

外の試合と違うのは、太陽光がない分体育館や屋内での撮影は一気に明るさが低下し、手ブレしやすくなる点です。

そんなときはスポーツモードに設定を合わせながら、1ヶ所だけ手を加えます。

スクリーン左下の「Qボタン(黄色の丸)」を押します。

(機種によってはだいぶ場所は違うし、Kissx5以前は明るさの設定がないかもしれません)

次に、赤しかくの「明るさ」を押して

左右のボタンで目盛りを動かします。

1つ動かすだけで、かなり雰囲気が変わるので、少しずつ調整するようにしてください。

こんな感じで、体育館やスタジアムの撮影は1つだけ右に「明るく」すると、抜群に撮りやすくなります

スポーツモードに設定して明るさを1段階上げれば、ブレを抑えられる上に暗さも抑えられます

夕方の撮影もこれが応用できます!

撮った写真がいつもブレるなら、一脚か三脚を準備

三脚は、星を撮ったり、自分を含めた集合写真を撮るなど、あるだけでまた撮れる場面が広がります。

折り畳みもでき、軽いものでは重さ500g~600gなので、1本あれば超便利かも。

スポーツを撮る際は、ずっと固定されていて動かしにくいので、次の一脚を使えば、動いている被写体を追いかけたり、移動したりすることができます。

一脚とはあまり見慣れないかと思いますが、スポーツの世界では必須のアイテム。

手振れを抑えることもできますし、重いレンズを支えてくれる役割もあるので、使いこなせれば一気に楽になってくれる相棒です。

☝️こんな感じ

まとめ

少しでも、動いている被写体を撮ることに苦手意識をなくすことができれば、カメラが楽しくなると思います。

せっかくいいカメラを使っているのですから、カメラの機能に頼ってみましょう。

【使ってみた】カメラ機材レンタル GooPassの賢い利用方法と口コミ

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