【あらすじ・ネタバレ】木村拓哉主演 木曜ドラマ「BG~身辺警護人~」第2話レビュー!

こんにちは、こあらです🐨

ハラハラドキドキの第1話を終えて、待ちに待った「BG」の第2話!

1話目を見逃してしまったというかたでも大丈夫!

第1話のレビューもこちらからご覧になれます。

【あらすじ/ネタバレ】木村拓哉主演 木曜ドラマ「BG~身辺警護人~」第1話レビュー!

BG 第2話の見どころ!

・ついに!!島崎×高梨(キムタク×斎藤工)による最強タッグが本格始動

・真面目な中にも笑いあり!斎藤工のおちゃめな作り笑い続出

川栄李奈による圧巻の演技

・まさに新選組!超体を張ったキムタクのアクションシーン(まじで心配)

高梨だけに明かされる、島崎がKICKSを退職した本当の理由とは…!

・・

主な登場人物

島崎警備(元KICKS)

木村 拓哉:島崎 章(しまざきあきら)

斎藤 工:高梨 雅也(たかなしまさや)

KICKS 身辺警備課

菜々緒 :菅沼 まゆ(すがぬままゆ)

間宮 祥太朗:沢口 正太郎(さわぐちしょうたろう)

KICKS 社長

仲村トオル:劉 光明

KICKS 警備課 課長

勝村 政信:小俣 健三

盲目のピアニスト

川栄 李奈:守尾 恵麻(もりお えま)

恵麻の姉で事務所の社長

谷村 美月:守尾 ミワ

第2話の始まりは、盲目の天才ピアニストと呼ばれる守尾恵麻のピアノコンサートから。

コンサートが終わり、会場から出てきた恵麻は、姉のミワに「たるんでいる、気持ちが入ってない、これがリハーサルでよかった」と演奏の文句を言われる。

島崎と高梨は、島崎警備の事務所が入っている雑居ビルの1階のカフェ「ジャンクション」にいた。

島崎「KICKSを辞めてオレの事務所に?!」

高梨「はい、入ることに決めました

もうKICKSにいる場所ないんで」

島崎「この前の件はオレから強引に頼んで来てもらったって課長に詫びの電話入れてやっから、頭下げてこい。一時の感情で動くな」と忠告をする。

高梨「そっちこそ社長とケンカして辞めたんじゃないんすか」

島崎「別にケンカしたわけじゃ…」

高梨「じゃあ何ですか、それ話してくれたら頭下げてやってもいいですよ」

「は?!おかしくない?!」といつの間にか立場が逆転しており混乱している。

カフェ店員の大学生が、「あれ、新しい社員さんですか」と声をかける。

「人件費もばかにならないですよね~」と言ったものの、「ばかにならない」の発音が違って島崎に注意される。

「空気読んでくんない?

腕力だけで愛想も全くないやつは小さい事務所の戦力になんてならないの!」

島崎は半ばあきらめて高梨に言い放った。

「一人でできんのかよ!」

さらに高梨は追い打ちをかける。

「瞬君心配してましたよ、これから先どうなんのかって」

島崎の息子と話したことを明かす。

「は???!何瞬と話してんだよ!!!」

終始話が伝わらない2人であった。

一方、恵麻の警護に当たっていたKICKSは、恵麻とミワの会話を聞きながら送迎の車に乗せようとするが、恵麻のあとにミワが乗り込んだ瞬間、恵麻が反対側のドアから自力で突然降り、道路に飛び出し自殺未遂を図った。

菅沼(菜々緒)が瞬時に反応し、近づいてくるトラックから彼女を救い、難は逃れたが、これが事態を大きく動かすことになる。

島崎の息子である瞬(しゅん)は、先日高梨(斎藤工)が家を訪れたときの話をしていた。

「高梨さんおもしろいよね」という瞬の発言を不思議に思った。

「高梨おもしろいこと言うの?」

「言わないよ、全く。そこがおもしろいんじゃん

うちの担任なんか必死でウケ狙ってて痛いだけだもん」

と、厳しく思春期な一面を見せると同時に、高梨には少し心を開いている様子を伺わせる。

事務所にいた島崎は、突然の来客に驚く。

元同僚の沢口(間宮祥太朗)だった。

「びっくりしましたよ~島崎さん何も言わないから」

高梨から住所を聞いたらしい。

「きれい」とは言えない事務所を見渡して、「レトロですね」と苦し紛れの誉め言葉をぼそっと言った。

突然の訪問に、島崎も「何?偵察かなんか?」と怪しむも、島崎に紹介したい案件があるという。

KICKSが警護についていたピアニスト・守尾恵麻だった。

一旦は「VIPだし、オレ一人では請けられない」と断ろうとするも、何やら気になる事情が。

なんとKICKSは彼女の警護を降り、違う会社でも彼女の依頼を断わったのだという。

沢口から、「KICKSが警護を降りた理由は話せない」と、意味深な顔をするが、依頼を受けるなら直接クライアントから理由を聞いてほしいと促す。

守尾恵麻の事務所では、ポーランドで行われる国際コンクールに向けた取材が行われていた。

依頼を受けることになった島崎は、恵麻の事務所を訪ねた。

「ボディーガードをさせていただく島崎と申します」

その瞬間、後ろから「元」同僚の高梨が、「同じく、高梨です」と割り込んできた

突然の出来事に驚きを隠せず、島崎は高梨を凝視する。

頭下げる前に契約解除言い渡されました。

でも未練はありません

あんな女の機嫌とって登用するような会社!

ご心配なく、笑顔ぐらいできますから」

「早くやってみろよ!」と顎でつかっておちょくる。

ニヤニヤしながら黙って歩き出す高梨だった。

ピアニスト 守尾恵麻の姉で、マネジメント会社の社長である守尾ミワは、今回の依頼の打ち合わせをしていた。

「KICKSから独立されたようですね、

失礼ですが2人で警護ができるんですか?」と厳しい質問が飛んできた。

報酬は、大企業と同じ基準で支払うこと、ポーランドで行われる国際コンクールに安全に連れて行ってほしいことを条件に話が進められた。

島崎は思い切って、気になっていた質問をした。

「KICKSが断ったと聞きました。」

「身の危険をかんじるようなことがあったんですか?

誰かから狙われているんですか?

心当たりはあるんですか?

誰なんですか?

教えていただかなければ対処できませんので」

と高梨は矢継ぎ早に質問攻めをする。

姉は、恵麻を見て「敵は彼女自身」と重たい口を開いた。

自身の夢であった国際コンクールのはずなのに、コンクールを直前に控え、自殺行為を図っているのだという。

取材中も、記者の質問に対し終始上から目線で、「そんな馬鹿な質問答えられるわけない」と言って、杖も持たないまま外へ飛び出していった。

危なっかしい光景を目の当たりにした島崎はとっさに立ち上がって、「引き受けます」と言って彼女を追いかけた。

ここでも得意の愛想笑いw不気味w

高梨は、島崎を走って追いかけた

「正気ですか!ボディーガードは外の脅威からクライアントを守る仕事です。

クライアント自身が脅威だなんてきいたことありません!」 と依頼を受けることに納得のいかない様子。

しかし島崎は、「気が済まないなら帰れよ!お前のスキルがあったらどこでも雇ってもらえるって!」 と高梨を放って彼女を追いかけた。

外を眺める彼女に声をかける島崎。

渋々後をついてきた高梨。

恵麻「ボディーガードなんていらないって言ったのに。」

島崎「でもコンクール前の大事な身体ですから」

(沈黙になり気まずくなり、高梨にも声をかけるよう促す)

高梨「ポーランドでね、夢を叶えましょうよ、、」

それぞれが声をかけるも、盲目の天才ピアニストは彼らの胸中の想いを言い当ててしまう。

「思ってもないこと言わないで!」

適当にはなった当たり障りのない言葉が、彼女にはすべてわかってしまうのだ。

高梨には「あなたは、こんなわがままな女守るなんてめんどくさいって思ってる!」

島崎には「あなたは、どんなやつでも手名付けられると自信を持ってる!」

「視覚がない人は何も見えないと思ってる?逆よ。目が見えないからこそ、見えるの。全部ね。」

KICKSがピアニストの警護を降り、それが島崎警備が受けることになったことを社長に報告した沢口。

「よかったじゃないですか、先輩の役に立てて。」

そこに菅沼が食いつく。

わたしは最後まで護りたかったです。守り切る自信がありました。現に、彼女を危険から回避しました」

と一歩前に出て社長に自身の想いをぶつけた。

課長は菅沼を止めた。

「おい、班長に任命されたからといって調子に乗るな。

社長は君たちの安全を考えて下りろとおっしゃったんだよ」と今回の依頼を断った経緯を話した。

社長「有望なピアニストの身に何かあれば、会社だけでなくボディーガード個人に責任が問われることになります」

それに対し菅沼は、「守るべきはクライアントではないですか」と強い口調でつっかかる。

「島崎くんといい、高梨くんといい、日ノ出警備の出身者はおもしろい人材がそろってますね」と劉社長は皮肉を返す。

課長が止めに入り「彼らは警護はできるんですが、礼儀はなってないと言いますか」

「いいんですよ、私は元気な社員が大好きですから」と劉社長は受け流した。

「特別に私のビジネスを教えてあげましょう。

リスクを回避する、それがビジネスです。

危ない仕事は下請けに投げてしまえばいいんです。」

島崎と高梨は、依頼主である守尾家にいた。

ピアニストの家の中を案内してもらい生い立ちなどを聞いた。

守尾家は、恵麻が5歳のときに事故に遭い、父が亡くなった。

その時に恵麻は目が見えなくなってしまったという。

それから母親は、恵麻を天才ピアニストに育て上げるために命を捧げた。

その母も3年前に他界していた。

恵麻はこれから大学に向かうところだった。

今日もボディーガード2人への当たりはかなり強い。

「慣れているところは大丈夫」といって、ボディーガードをあしらう。

またも高梨の愛想笑い。ツボ。笑

後ろからついていく2人はクロックポジション(時計の位置)で障害を知らせる。

12時の方向に段差があります

11時の方向に人だかりがあります

と後ろから島崎が告げると、恵麻はそれに少し驚き、そして微笑み、「一夜漬けにしてはよくできてるじゃない」と初めて島崎を認めたのだった。

どうやら島崎も、警護の現場でクロックポジションに慣れていたようだ。

キャンパス内を歩く途中で、周りの大学生から「あれ守尾恵麻じゃない?」「ほんとは目見えてるんじゃないの」とささやかれていた。

そそくさと無視して歩いているところに1人の男性が現れた。

以前恵麻のピアノの講師をしていた桜井先生だ。

桜井先生は、恵麻を教室まで案内しようとし恵麻の腕をつかもうとするが、恵麻はそれを嫌がり腕を振り払う。

その様子を島崎は見逃さなかった。

音楽室のようなところに入ると、大勢の学生が恵麻を待っていた。

拍手で迎えられた恵麻。

恵麻の現在のピアノ講師(イワノフ教授)が現れ、隣には通訳の女性が立っていた。

一言二言、講師から声をかけられたが恵麻は何も反応しなかったため、桜井先生は恵麻に、返事を促した。

「恵麻ちゃんどうしたの、先生から有難い言葉をいただいているんだよ」

そう言われた恵麻は、軽く会釈をしてピアノのいすに腰掛けた。

ピアノのフタを上げると、1枚の紙が鍵盤の上に置かれていた。

「何様? 実力も無いクセに」

もちろん恵麻には見えないが、桜井先生は後ろからさっと、その紙を取って何もなかったかのように振る舞った。

恵麻はその気配を感じ取り、「今の紙なんですか。」とすかさず聞いた。

後ろに立っていた島崎は、「応援メッセージです」と即答したが、見破られていた。

「桜井先生読んでください」と恵麻は指名した。

「実力を発揮してください、応援しています」と、内容とは真逆の、嘘のメッセージを作った。

恵麻は「うそ、どうせハンディキャップだから得してるとでも書かれてるんでしょ」と自虐した。

恵麻はその場にいられなくなり、ピアノのいすから立ち上がって高梨から杖を奪って足早に教室を出て行ってしまった。

島崎と高梨は急いで後を追いかける。

廊下で立ち止まった恵麻は、「渋谷に行きたい」と2人に言う。

渋谷のにおいが好きらしい。

18時半から、恵麻の国際コンクールに向けたコンクールが開かれる予定だった。

それまでには必ず帰らなければならない。

別の任務に就いていたKICKSの沢口は、菅沼にぼそっと弱音を吐いていた。

先輩であった2人に、危ない仕事と知らずに回してしまったことを後悔していたのだ。

菅沼はそれを聞き、ただのお人よしだと思ってたけど違うんだね、意外と心の声を漏らした。

渋谷についた恵麻は、ショッピングをしていた。

服を選んでは似合うか似合わないかを高梨に聞いていた。

高梨は、いいんじゃないですかと適当な返事をし、「テキトーに答えないで、目が見えるくせに!」と恵麻にまた見破られていた。

島崎は白い洋服を手に取り恵麻に勧めた。

「恵麻さんにはこちらの方がお似合いかと思います」

「それは客観的意見、それとも主観?」と恵麻に聞かれ

「個人的な意見です」と島崎が遠慮がちに言うと

それなら信頼できるわ」と恵麻が少し心を開いている様子を見せた。

会計後、壮行会のため自宅に戻るはずが、恵麻はそういうわけにはいかなかった。

「お腹が空いた、ステーキが食べたい。」

18時半からの壮行会に向けて、姉のミワは会場のセッティングをしていた。

桜井先生もそこに居合わせ、ミワと少し言い合いになっていた。

「恵麻ちゃんをもう一度指導させてほしい」

その桜井先生の依頼には答えられなかった。

「イワノフ教授は審査員にも顔が効く」と、国際コンクールに出場するには、ハイレベルの指導が求められ、外国人のセンスも必要だと感じていて、今の桜井先生には指導は無理だと考えていた。

ミワは、「これはあなたとの関係が終わったからじゃないの」と、ミワと桜井先生は以前恋愛関係にあったことを示唆していた。

恵麻とボディーガードの2人は、恵麻に連れられとあるステーキ屋さんに来ていた。

高梨はレストランの外で、急なプランの変更を姉のミワに電話で連絡し、壮行会開始までには必ず帰ってくるよう告げられていた。

高梨が電話を終えてレストランの中に戻ろうとすると、1本の電話がかかってきた。

「そこのステーキ屋、恵麻さんが幼いころ母親と3人でとよく来たところらしいわよ」

元同僚で、元彼女の菅沼だった。

菅沼は、以前恵麻の警護をしていたため、彼らよりも情報を持っていた。

菅沼は、見える距離から高梨に電話していて、

「彼女、コンクールが終わるまではそのステーキ屋さんにはいかないって言ってたけど、今いるってことはコンクールには出ないってことかもしれないわね」

菅沼の推測を電話越しに告げた。

高梨は、若干いらっとした様子を見せたが菅沼は続けた。

「彼女、お姉さんとうまくいっていないみたいね」

姉への電話にしては長くなってしまったので、島崎は少し外を気にしていた。

戻った高梨はメモで、菅沼からの電話の内容を島崎に共有した。

恵麻はその気配に気づき、「どうしたの、今何を見せたの」と鋭い指摘をした。

人が突然黙ったときは隠れて何かをしていると察知できるようになったらしい。

島崎は包み隠さずに恵麻に話した。

「恵麻さんとお姉さんがうまくいっていないんじゃないかと話していたんです」

「姉じゃなくて社長でしょ

アーティストと社長という関係の方がやりやすい」と、姉とはうまくいっていないことを明かす。

「私は社長が大嫌い」

姉は以前桜井先生からプロポーズを受けていたが仕事が忙しいため断っていたことも打ち明けた。

レストラン内で音楽が流れ、その曲は前回のリサイタルで恵麻が失敗してしまった曲だった。

「この曲何かわかる?」と恵麻が2人に聞いた。

意外にも、「シューマンでしょうか」と高梨が言い当てた。

よく知ってるわね、と恵麻は少し驚きを見せた。

小さいころピアノをやってましたので という発言に、島崎はピアノのジェスチャーを見せて戸惑いを見せた。

ステーキを待っている途中、島崎が外に目をやると、ふとこちらを見て歩いている男と目が合った。

前回1話で桑田議員のパーティーに潜り込んでいた犯人だった。

嫌な予感がした。

ステーキ屋での食事を終え、長い階段下に止めた車まで戻る途中だった。

どこからか、パン!!!と音がした。恵麻が狙われたのだ。

壁や周りの植木鉢が次々と割れて音を立て、恵麻は耳をふさいで悲鳴を上げた。

目が見えない人にとってはとてつもない恐怖である。

島崎は急いで物陰に隠れ、恵麻を覆い隠すように敵から守っていた。

「高梨、見えるか!」

階段下に止めていた車の近くまで先に降りていた高梨が、無線で犯人の特徴を早口で告げた。

「身長180センチ、黒いサングラス黒いマスク」

高梨は車に置いていた防弾シートを持ちながら階段をかけ上がっていった。

防弾シートを島崎に渡し、高梨は走って犯人を取り押さえた。

島崎は恵麻を覆いながら、足早に階段を必死で駆け下りた。

その瞬間、恵麻は階段を踏み外し、島崎は下敷きになり階段を雪崩のように落ちて行った。

背中を何十段も強打しながらも、恵麻を抱えていた。

(これ見てて本当にハラハラした!!!まじで痛そうでした!!めちゃくちゃ身体張ってます!!)

高梨は犯人の仮面を取ると、なんと、桜井先生だった。

その現場を上から、あの男が眺めて笑みを浮かべていた。

警察を呼び、桜井先生は警察に連行されていった。

島崎は恵麻を行きつけの病院に連れていった。

幸い、特に体に異常はなかった。

主治医である笠松は、「何もなくてよかった、日本の宝だからね」と恵麻の手を握った。

診察を終えた恵麻は、桜井先生のことがショックで受け入れられずにいた。

恵麻を狙った動機は「私が成功していくのが気に入らなかったのだろう」と推測している。

島崎は、18時半からの壮行会に間に合わせるために、恵麻を帰宅に促した。

しかし、恵麻は「帰りたくない」と言って杖を持って立ち上がり、壁にぶつかって立ち止まった。

「行きましょう」と島崎は恵麻の腕をもったが、「帰りたくない」と恵麻は反抗した。

しかし島崎の口から出た言葉に恵麻は戸惑った。

「帰りません」と言って、島崎はどこかへ恵麻を連れて行った。

一方、桜井先生の警察への手続きを終えた高梨は、島崎に所在を確認したが、応答がなかった。

しかたなく高梨は壮行会会場に向かい、ミワと合流した。

「連絡が取れないってどういうこと?!

クライアントを連絡もなく連れて行くなんて、誘拐よ、警察に通報するわ」と

ミワは取り乱していた。

高梨も「自分も憤慨しています」と、連絡の取れない島崎に怒りを覚えているようだった。

しかし、ミワに冷静に続けた。

「島崎はどんなときもボディーガードとして行動します

職務を放棄するような男ではありません」

とミワを説得し、島崎への絶大な信頼を見せた。

島崎は、恵麻とミワが幼いころピアノを通っていたという教会に来ていた。

島崎は、恵麻に、初心を取り戻してもらうために教会へ連れてきたのだった。

「単純ね」と未だに素直になれない恵麻。

一方、高梨は、ミワとそわそわしていた。

しかしミワに聞きたいと思っていたことがあった。

「コンクールに出なかったら大勢の人に迷惑がかかる。」そうつぶやいたミワに、追い打ちをかけた。

「誰に迷惑をかけるんですか」

ミワは戸惑ったが、何を聞いてくるんだこいつ とでも言わんばかりに

「スポンサーや今までお世話になった人や、、、」と答えを続けた。

「あなたはどう思うんですか?」という高梨の質問に、ミワは言葉を失った。

そこに、島崎からようやく連絡が入った。

何やってるですか!と怒りが抑えられなかった。

島崎は、教会にいることを伝え、ミワに条件があるから教会まで来るように伝えた。

島崎が冷静に時刻を確認し、高梨を促す。

高梨はあきれながら渋々、「誤差なし」と言って動き出す。

タクシーでミワと高梨は教会に到着した。

島崎がミワに言った

恵麻さんは、ミワさんに、社長をやめてほしいとおっしゃっています」

恵麻からも直接ミワに言った。

ミワは、「何を言ってるの、あなたは私がいないと何もできないじゃない」と肩を持って訴えた。

恵麻は、肩に乗せられた手を持ち、「あんたのこの手、自分で傷つけたんでしょ、知ってるよ!」と手を振り払った。

ミワは、幼いころ、妹の演奏を聴いて自分には才能がないと悟った。

それから、ミワの夢は妹が国際コンクールに出場することだった。

ミワは、目の前にあるピアノに静かに腰を下ろし、1人で弾き始めた。

島崎は恵麻に言った

「目が見えないのが特別じゃないと思うなら、恵麻さんも誰かのチカラを借りて挑戦してみたらどうですか」

恵麻の目から一筋の涙が流れた。

恵麻はミワの隣に座り、左手を鍵盤に添えた。

昔を懐かしみながら一緒に演奏した。

その姿を見た島崎は、後ろに控えていた高梨に無線で礼を言った。

「サンキュ」

このとき高梨は、本物の、心からの笑みがこぼれていた。

国際コンクールに出発の日が来た。

ボディーガードの2人とミワは、家の前で恵麻を見届けた。

「本当に一人で大丈夫ですか」との島崎の問いに

「しつこい」と恵麻はあしらった。

「そういわれると思いました」と苦笑いを返した。

「ありがとう、島崎さん」と恵麻は初めてお礼を口にした。

そして最後に恵麻は左手を伸ばし島崎の顔に触れた。

「私の…何でもない」と言葉を切って車に乗り込んだ。

ミワは、2人に改めてお礼を言った。

高梨はミワに請求書を渡し警護料を請求した。

金額を見たミワは、「島崎さんもお怪我をされたんじゃ…?」と心配したが、高梨は、「いえ、全然大丈夫です」と島崎の代わりに即答した。

その様子にミワは笑いをこらえられなかった。

「いいコンビね、仲がいいわけではないけど、お互いのことがよくわかってる」

そう言われた2人は顔を合わせられなかった。

任務を終えた菅沼はそそくさとオフィスを出た。

残された沢口は、最近できたばかりだという彼女に連絡を取っていた。

彼女は残業で少し今日の待ち合わせに遅れるらしい。

「大丈夫だよ、調べものがあるから」と返事をして調べ出したのは、KICKSの劉光明社長のことだった。

驚くべき記事が飛び込んできた。

劉氏の自宅に入った強盗が、婚約者を銃殺し、劉氏は婚約者を亡くしていたのだった。

沢口はとてつもなく大きな力が動いている予感に包まれていた。

こちらも事務所に戻った島崎。

高梨にしつこいほど意志確認をした。

ほんとにオレと組む気?」

「何回言わせるんですか」

高梨はあきれた様子で返した。

「今回みたいに、危険なクライアントもいる。それでもいいのか」

「食わせてもらえるならいいですよ」と当たりさわりのない返答をする。

「それじゃあお前には行っておかないといけないな。

オレがKICKSをやめた本当の理由。

絶対に漏らさないと約束できる?」

「その必然性があるなら。」

島崎は高梨に、KICKSを辞めた本当の理由を初めて明かした。

「桑田先生を襲った犯人が今日レストランの外を通った。

命が狙われているかもしれない、それでもいいのか」

菅沼や沢口に危険な目に遭ってほしくない、巻き込みたくないという想いで会社を去ったのだという。

「はい。」

高梨はうなずいた。

2人は立ち上がり、握手を交わした。

力強いバディーが仲間になった。

劉社長は、菅沼を食事に誘っていた。

劉は、菅沼の仕事ぶりや能力を買っているようだ。

何より、女性という特徴を活かしたいらしい。

「わが社の経営に携わってみないか」

菅沼にとっては驚きの何物でもなかった。

「君に協力してもらいたいと思っている。仕事だけじゃなく、プライベートもね。」

息を飲む展開だった。

「高梨君との関係も調べ済みだよ。すでに建設的な関係ではないみたいだね。」

劉はにやりと口元を緩ませた。

ほしい物には徹底的に追及するらしい。

ものすごく大きな力が働いている。

菅沼は驚いた様子で黙って話を聞いていた。

背中に強烈な打撲を負った島崎は、病院に来て手当を受けていた。

笠松先生には、会社を辞めてフリーになったことも打ち明けていた。

笠松先生は、島崎の顔色を伺いながら口を開いた。

「実はボディーガードを探している人がいるの。すっごい危ない仕事よ。」

島崎は、少し引き気味に、だが真剣に話を聞いていた。

おそらく、彼女自身が誰かに狙われているのだろう。

次回も目が離せません!!!

お楽しみに!!!!

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フィジー来たらこんなとこだった

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