【早稲田スポ科】保健体育の教職やめたい!やめたらどうなる?経験談を語る

こんにちは、こあら🐨です。

今日は、こんなお悩みや疑問にお応えします。

・教職めんどくさいなぁ

・保健体育の先生なんて向いてない気がしてきた

・でも資格だけは取っておかないと不利だよな?

・途中でやめても大丈夫なのかな?

・やめたら将来どうなるんだろう?

基本的には早稲田大学スポーツ科学部に通う学生さんに向けた内容ですが、スポーツ・体育系の学部で保健体育の教職を取ろうとしている方にも参考になれば幸いです。

結論!先生になる気がないなら教職やめてもいい!

実は私、早稲田スポ科の1年生の前期で教職をあきらめました!!!笑(早っ!!!

1年間ももたなかったんです。

私個人的な感想になってしまいますが、社会人6年目を迎えた今も「教職取っておけばよかった」って思ったことは一度もありません。

やめた理由を簡潔にお話しすると、

①他の勉強もしたかった

②部活とバイトで時間がなかった

③先生になる気がなくなった

④必修の体育の授業がつらすぎた

です。

具体的にどんな経緯があったか解説します。

教職を辞めた理由① 他の勉強もしたかった

早稲田大学スポーツ科学部では、2年生から自分の好きなコースに進むことができます。

スポーツ教育コース、コーチングコース、スポーツビジネスコース、トレーナーコース、スポーツ医科学コースなど7つのコースが用意されています。

私は部活でトレーナー志望だったので、トレーナーの勉強をしたかったのですが、それと同時にオリンピックやスポーツビジネスの世界にもとても興味があり、取りたい授業や入りたいゼミが多すぎたのです。

出典:早稲田大学スポーツ科学部公式HP

トレーナーコースは、東伏見も小手指でもどちらでも受けられる授業が多かったのですが、教職を取るとなれば、小手指の授業が多く、そしてビジネスコースの授業は伏見の授業が多くて、物理的に体が1つじゃ足りなかったことが一番の理由でした。

ゼミも2年生の前期には決めないといけなくて、だいたい絞っていたのがほとんど東伏見のゼミだったので、教職を取るならそのゼミをあきらめないといけないという葛藤がありました。

教職を辞めた理由② 部活とバイトで時間がなかった

授業も教職をあきらめた要因ですが、部活をしながら教職を取るというのはなかなかキツかったです。

だいたい早稲田の体育会は、月曜日がオフのチームが多いと思います。

教職を取る場合、その週1のオフの月曜日に5限まで必修授業があるんです。

そして、部活生がバイトをするには、月曜日は貴重なバイトの日なのですが、それが5限(18時)まで授業があると、バイトに入れるのはそれ以降。

それ以外の平日は夜まで練習もあって土日は試合もあって、シフトに入れない学生はバイトに雇ってももらえない、、。

4年生になれば教育実習もあるし、めっちゃ大変そうな先輩を見て、トレーナーの勉強と両立できる気がしなかったんです。

トレーナーもバイトも教職も!ってすべてを完璧にこなせるほど器用ではなかったので、優先順位の低い教職をあきらめました。

教職を辞めた理由③ 先生になる気がなくなった

他に取りたい授業が多い、うまく時間割が組めない、バイトもしたい、という物理的な理由もありましたが、「実は別に先生になりたいなんて思っていない」という気持ちに気付きました。笑

1年生の後期の時間割を組んでいるときに、「教職を取ってほんとに保健体育の先生になる選択肢はあるのか?」と真剣に考えました。

そしてたどり着いた答えは、「ない!!!」笑

最近モンスターペアレント問題もあるし、教育現場のいじめで責任追求されそうやし、跳び箱とかまじで苦手やし、保健の授業とかめんどくさそうやし、、

っていろいろ考えだしたら多分私、教職取ったとしても先生にはならん気がする、って思えてきたんです。

それならもっとバイトもして、ビジネスの勉強して、部活に捧げたいなって思ったんです。

教職を辞めた理由④ 必修の体育の授業がつらすぎた

出典:早稲田大学スポーツ科学部公式HP

1年生の前期で、必修の授業を何個か取ったんですが、特にキツかったのは「水泳!!!!」

自分はまだ小さい頃に水泳を習っていたので、50mを泳ぐぐらいだったらなんとか、、だったんですが、50mを10本とか泳がされます。

水泳苦手な人にとってはまじで地獄。

他の競技でスポーツ推薦で入ってきた人とかでも、体力には自信があってもかなりキツそう。

このあとに部活とか授業とか、眠すぎ疲れすぎで死にそうになる。笑

しかもこれ「水泳I」なんですけど「水泳II」も取らないと、「水泳」をクリアしたことにはならない

水泳の代わりに?器械体操を取ってもいいみたいなシステムがあったような気がするのですが、器械体操もかなりの難易度!!

こんなん体操部以外でできる人おるん?!!ってレベルのテストを受けさせられる。

私たちはどんな体育の先生を目指してるんだってなったわw

私は一般入試で入ったし、特に運動神経がいいわけでもなかったので、こんな辛い授業が待ち受けてるならもう無理かもと自信がなくなってしまいました。

他にも、陸上競技はトラック(長距離)かフィールドのどちらかが必修だったので、真夏の炎天下や真冬に外で走っているのを想像すると、ゾッとしました笑

途中で教職やめたらどうなる?

私自信、教職を最後まであきらめずに取った経験がないので、途中で辞めた経験しか伝えられませんが、参考になれば幸いです。

保健体育の教職を取ることのメリット

まずは、最後まで教職をあきらめずに手に入れた際に得られるものを紹介します。

①一生味方になる「保健体育の教員免状」

選手を引退しても、結婚しても、引越ししても自分の武器となります。これは最大のメリット!!

②将来の道の選択肢が増える

教職を取ったからと言って先生にならないといけないわけではない。

私の同期や先輩にも、教職を取って一般企業に就職する人はたくさんいました!

③一般企業に入る際もエントリーシートや面接で使える

就活の際に書類や面接で教職を持っているのは強みです。

教職に関係のない分野でも、単位を落とさず取り切ったこと、部活もやりながら達成したことは最大のアピールに!

④大学で同じ授業を受ける友達が増える

4年間、同じような授業を受けるので、おのずと時間割がかぶるメンバーが出てきます。

ゼミや実習でも顔を合わせるようになるので心強い仲間ができます。

教職をやめることのメリット

教職を途中でやめると、上記で申し上げた「教職のメリット」は完全に失ってしまいますが、やめてこそ生まれるメリットがあります。

①必修科目が一気に減り、他にやりたいことに時間が割ける

これが一番大きいと思います。

教職の科目がなくなると、一気に余裕が生まれます。

何かを新しく始めたいと思ったとき、同時に何かをあきらめるということが必要なことがあります。

自分の能力のコップの大きさというのは決まっていて、何かをやめなければキャパオーバーになることもあります。

トレーナーの勉強もしたい、部活もバイトもしたい、なら何かをあきらめるしかない、と教職をやめた決断は、間違っていなかったと今でも自信を持って言えます。

②水泳・陸上競技・体操など苦手な競技をしなくてよくなる

大学生になってまで、自分の苦手な競技をする必要はないんじゃないかと我に返ることがあります。

こんなしんどい思いをしてまで先生になりたいのか、、、と。笑

これが、「逃げ」だと思ってしまえば「逃げたくない、負けたくない」と思う方もいるかもしれませんが、そこは自分の気持ち次第ですね。

教職をやめて生まれるデメリット

ただし、ここまで来ても本当に途中でやめてしまっていいのか、後悔しないのか、親に責められないか、将来困ったらどうしようか、と不安に駆られることもあると思います。

教職を辞めてすぐ感じるであろうデメリットを紹介します。

①やめてすぐは時間割スカスカになって不安になる

ほんとにこれだけでいいの?!って思うほど時間割に余裕ができて部活やバイトに割く時間が増えました!

②ほんとにやめてよかったのかなと後悔が残ることがある

人によってはやはり後悔が残るかも。ただし、考えて考え抜いた決断なら、過去は考えず、その先の道を信じて進むだけ!

③部活もサークルも教職もやってなかったらまじで大学生活ひま!

何か一つでも、大学生活はこれに打ち込んだ!!って言えるものはあったほうがいいと思います。

就活でも不利になるだけじゃなく、せっかくの大学生活がただただ4年間だらだらしてただけになります。

部活もサークルもバイトも、特に何もしてなくて実家と大学の往復だけの子は、正直楽しいんかな?って思ってましたw(偏見すみません!)

④やっぱり保健体育の先生になりたいと思ったときには別の道を探すことになる

4年生の後期で、「やっぱり教職取ろう!」って思っても、留年するしかありませんが、2年生、3年生で気づけば、次のセメスターから受け直すことができます。

まとめ!教職をやめるか否かの決め手!

そんな簡単に、やると決めたことをやめたくない!って思う人も多いと思います。

だけど、実際受けてみたらハードル高いし、体力ついていけないし、他に勉強したいことが出てきたし、、って体験してみないとわからないこともあります

日本人は、「途中でやめるのはかっこ悪い」とか「ださい」とか「逃げだ」って思われがちで、一度始めたことをやめにくい傾向にあると思います。

でもそんなの気にしないで!

「楽(らく)な方」ではなく「楽しい方」へ

私が2択の道を選ぶときの基準にしていることです。

人間は楽(らく)な方に流れてしまう生き物です。

なので、どちらに進むか悩んだときは、「しんどい道」か「楽な道」かではなく、「楽しい道」か「楽な道」を見極めて、「楽しい道」を選ぶようにしています

やめるなら早ければ早いほどいい!

教職に限ったことではありませんが、決断は本当に早いに越したことはないと思います。

やめるならスパッと早い段階で決めてしまったほうがいいです。

ずるずるやる気もないまま引きずると中途半端で、水泳とか器械体操とか、本当はやらなくてよかった無駄な時間と体力を使うことになるし、他のことに使えた時間を棒に振ってしまいます

世界中で成功している経営者の共通点は、何よりも決断力に優れているらしいです!

あなたの大学生活が有意義な4年間になりますように🙏

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