こんにちは、こあら🐨です。
フォトグラファーになって丸2年!
エントリーモデルのCanon Kissシリーズからついに抜け出し、90Dを手に入れました!!
そこで今回は、当初90Dを買うまでに半年間悩んで、自分がどうしても知りたかった項目をメインに紹介します!
・同じメーカーでも、どういうところがEOS Kiss x9iとEOS 90Dで違うのか
・見た目で画質にそんなに違いがあるのか
・そんなにお金をかけてまでアップグレードするメリットはあるのか
やっぱり一番気になるのは画質!
正直、ぱっと見画質の違いはわからない
同じものを同じレンズで撮ればわかりやすいのですが、うまい例があまり用意できずすみません。
正直言えば、スマホの画面だけでみて大きなはっきりとした違いはわかりません。
ただし、強いて言うなら、やはり搭載されているセンサーのレベルが違う分、90Dの方が色鮮やかさやコントラストなどが一枚上手(うわて)だなと思う写真も出てきます。
90Dはより深みのある色合いと光をうまく取り入れたコントラスト
それぞれシーン、光、時間が違うのでわかりにくいですが、言われてみると90Dの写真のほうが深みのある色彩とはっきりとしたコントラストがわかるでしょうか。
色合いも十分きれいなんだけど、90Dに比べれば暗いところでISOをあげるとやはりざらつき、暗いところは暗いまま。
比較対象がなければ気にならないですよね。
暗さに強く、自然な緑が美しく映え、スポーツシーンもしっかり捉えてくれます。
画質の違いははっきりとはわからないので、それ以外の違いについてこれから紹介していきます。
見た目と重さの違い
90Dが150gほど重い
ボディ本体の重さ:約485g
カード・バッテリーを含む:約532g
ボディ本体の重さ:約619g
カード・バッテリーを含む:約701g
1日中手持ちでスポーツの写真を撮っている私にとっては、重さの変化は死活問題でした。
たった150gの差なのですが、Kiss x9iで慣れている分、持ち上げた瞬間ずっしりと感じましたし、1日中持って撮影、さらに遠方に持ち運びとなると、負担はかなり違ってきます。
一脚で撮影する場合は特に気にならないと思いますが、手持ちで何枚も撮る、そしてボディやレンズを何台も携帯するような方にとってはこの微量の積み重ねが大荷物に。
この重さだけで見ると、プライベートでお出かけしたり家族写真撮ったり趣味で月に1回ぐらいしか使わないという方は、わざわざ重い90Dにアップグレードする必要性は正直感じません。
軽くて使いやすい、というのがKissシリーズのメリットであるため、重くて疲れるイメージがついてしまう90Dではせっかくの趣味から遠ざかったり、使わなくなってしまう怖さもあります。
見た目はほとんど差がありませんが、Kiss x9iのほうが若干横長なイメージ、90Dのほうが手に収まりやすいような正方形寄りのイメージです。
じゃあなんで90Dにアップグレードしたの?!
さてここで、「重いとわかっていてなぜ90Dにアップグレードしたのか」という疑問が生まれてくるかなと思います。
その答えはこの3つです。
・エントリーモデルを使っていると、仕事の依頼に制限があるから
・仕事をする上でサブ機が必要だったから
・重さを代償に、センサーや機能がレベルアップしているから
写真家として仕事をしていく中で、色々な会社の募集要項を見る機会がありました。
たとえば、スポーツの写真撮影、学校の卒アル・行事撮影、ウェディングフォトなど、フリーランスで働くカメラマンが登録して、依頼があれば撮影を受けるというようなプラットホームです。
その要項の中で、「ミドルクラス以上の機種をお使いの方」、「Canon 70D以上の機種」というように機材が限定されており、エントリーモデルのKissシリーズではそもそも雇ってもらえないところが多かったのです。
画質だけでは素人の目では機材の違いなんてわかるはずもないのに、そういう制限が設けられていて、応募さえもできない現実を叩きつけられました。
同じく上記の要項の中で、「2台以上のカメラをお持ちの方」というのが絶対条件でした。
これは理由はわかりますよね。
商売道具のカメラが、その現場で壊れてしまったら。
仕事になりませんから。
それ以降仕事がなくなってしまうから。
せっかく2台目を買うなら、同じシリーズよりもワンランクアップしたカメラを使ってみたいと思ったからです。
Kissシリーズと90Dの性能の違いとして、カメラ本体に使われている「センサー」に大きな違いがあります。
前項で紹介したように、90Dを使ったからといって、スマホで見る画質に大きな差は見られませんが、パソコンの大きな画面で見ると違いがわかることがあります。
特に、90Dでは暗さに強くなったこと(ISOを上げてもザラつきがあまり出ない)と、色鮮やかな色彩が現れることにとても感動しました。
さらに、ISOの数値が細かく小刻みに設定でき、微調整が可能になり、オートフォーカスが速くなって、スポーツの撮影にはとても強くなったと感じます。
ボタンとダイヤルの位置がこう変わる!
90Dにはスムーズに操作できるダイヤルがついた!
モニターはどちらもバリアングル、低い角度からの撮影もでき、高い位置から眺める撮影も可能。
大きな違いは右側のコントロールキーで、Kiss x9iは全部ボタンだけど、90Dはボタンの外側にくるくるダイヤルがついて、ISOの調節や撮った写真の再生などがスムーズ。ボタンでも操作できる。
電源位置とダイヤルの仕様
電源とダイヤルの位置が大きく変わりました。
Kiss x9iでは右側上部にあったのが、90Dでは左側上部に。
モード選択はKiss x9iのほうがシンプル!
右上のダイヤルをくるくる回すだけで、マニュアル、オート、スポーツ、風景モードなどが選べます。
そしてたまーにKiss x9iでは知らない間にこのダイヤルが回っていてモードが変わっていた!っていう事故があったのですが、90Dではそれを防ぐため中央のボタンを押して回しながらモードを変更する仕様になっています。
めんどくさいけど、事故は防げます!
マニュアル、オートなどは中央のボタンを押しながらダイヤルを回し、シーン撮影は「SCN」に合わせたあと、さらに「スポーツ」、「風景」などをさらにそのページ内で選びます。
ISOやシャッタースピードの調整
ISO・F値・シャッタースピードは右上のボタン&ダイヤルで。
右上に小さいモニターがつき、ISO、F値、シャッタースピードを設定するとモニターに表示されるようになっています。
電池の残量、メモリーの残量なども一目でわかります。
(正直これいつ使うかわからない、、笑)
ちなみにモニターは右上のライトボタンでライトアップされます。
動画の撮り方/ボタン位置は変わったが操作はシンプル
右上のダイヤル、電源を操作するスイッチで、3段階(ON/OFF/動画)と切り替えができます。
撮影のスタート/ストップはファインダー右側のボタンで簡単。
ファインダー右上のボタンで静止画/動画の切り替えができます。
録画のスタート/ストップも同じボタンで一発!
同じアプリでスマホにデータ転送可能!
カメラ本体からスマホにデータを飛ばすには、Canonのデータ転送アプリ「Canon camera connect」を使います。
これは機種に限らずCanonなら共通です。
モニター右側のWi-Fiボタンを押し、表示されたネットワークにつなぎます。
モニター左上の「Menu」ボタンを押し、3枚目の「Wi-Fi」から設定します。
バッテリーと充電器
型も大きさも違うから新しく買い替えが必要
左がKiss x9i、右が90Dです。
Kiss x9i キャノン LP-E17 バッテリーパック
Kiss x9iだけでなく、Kiss x8、Kiss x10、Kiss x10i、EOS 9000D、EOS RPも使えます。
朝から夕方まで1日中、スポーツ写真を撮っていて、3000〜4000枚撮ったらだいたい1個と2個目の半分は消耗します。
半日なら余裕で1個で足ります。
ただ、このバッテリーを使って3年ぐらい経ちますが、そんなに劣化は感じていません。
90D キャノン LP-E6N バッテリーパック
このバッテリーパックは対応機種が多く、EOS 5D Mark シリーズ、EOS 6D Mark II 、EOS 80D / 70D / 60D、EOS R5 / R6 / R7などのミラーレスなど幅広い機種で使えます。
ただ、Kissシリーズからの乗り替え、アップグレードについてはバッテリーも充電器も買い替えが必要です。
90Dで2ヶ月使ってみた感覚だと、1個で6〜7時間ぐらい持ちます。
枚数で言うと静止画3000枚ぐらいかな。
ただし、ミラーレスで使うのとでは消耗具合が全然違うと思います。
そしてこの充電器は、充電の進捗がわかりやすい!
50%未満の充電は1回の点滅が繰り返し(ピ、ピ、ピと1秒ごとに点滅)、
50%の充電なら2回の点滅が繰り返し(ピピ、ピピ、ピピと点滅)、
75%の充電なら3回の点滅の繰り返し(ピピピ、ピピピと点滅)。
これがなんだか使いやすい!と感じる部分でした。笑
実際、Kissシリーズから90Dに替えてみて何が変わった?!
正直、自信がついた。これが一番大きい。
アスリートフォトグラファーになってから3年、ずっとエントリーモデルを使っていることに実は劣等感がありました。
私の写真が好きと言ってくれてコメントで応援してくれるファンの方もいたし、十分綺麗な写真も撮れていたし、機材を変えたからと言って、そんなに格段に写真の質が変わるとも思っていなかったので、周りの写真家と比べさえしなければ、気にならなかったことでもあります。
ただ、写真家として仕事を受けている以上、ちゃんとしたカメラを使わなきゃと分かっていながらも、軽くて使いやすいKissシリーズから離れるのは勇気が要ったし、何より安い買い物じゃないから。
そういうモヤモヤを振り切って、思い切って買うことにした。
それで90Dを使い始めてから、劣等感や罪悪感がさっぱりと消え、それが自信に変わっていることがわかったのです。
思い切って、いろんな現場に出かけられるし、自信を持って新しい案件に応募できるし、メンタル面が一番支えられたと感じます。
サブ機を持っているから安心感が違う
2台目を手に入れたことで、今まで使っていたKiss x9iをサブ機に備え、どこの現場にも持って行っています。
90Dには望遠レンズ、Kissには広角レンズをつけて、2台持って場面によってすばやく使い分けることも可能。
雨の日にも試合はあるので、1台は予備として持っておけることで、安心感が違います。
写真家が扱っているのはカメラという機械だから、万が一のこともあり得ます。
バッテリーがなくなった、突然シャッターが切れなくなったなど、予期せぬ事故が起こり得ます。
てか、いきなりシャッターが切れなくなって、本当に焦ったこともあるし、大会の朝一にレンズを立って付け替えてたら、ボディを盛大に1mほどの高さから落として、背筋が凍ったこともあります。
あのときの凍りつきは本当に忘れられない。
だから仕事をする上でサブ機は絶対に必要だと思います。
ニコンやソニーへの乗り替え、フルサイズ・ミラーレスは考えなかった?
Canon歴7年。
やはりニコンやソニーもめちゃくちゃ気になって、めっちゃ調べて悩みました。
ソニーのミラーレスαシリーズがすげー魅力的で、でもすげー高い。
そして同じCanonでも、フルサイズ機に手を出すか、それともミラーレスEOS RPにするか、、選択肢がありすぎて90Dを買うまで半年間かかりました。
・レンズもバッテリーも全部最初から購入、予算大幅オーバー。
・それでもサブ機はCanonなので、荷物が2倍、考えただけで白目。
・ミラーレスは軽量で小型な部分は◎
・でもバッテリーの持ちが悪いため、1日中のスポーツの撮影には不向きかも
・フルサイズだとボディの重さが一気に増量。持ち運び辛い。
・そしてフルサイズにすれば、かなり高価😂
・ただ、フルサイズにすれば暗さに強く、インドアや夜の撮影にも強い!
やはり、レンズ総入れ替えの手間、予算、バッテリーの持ち、重量、すでに使い慣れている機能などを考えて、Canonの90Dに決めました。
結論、バッテリーは買い替え必要だったけど、レンズも同じもの使えるし同じメーカーにしてよかった。
嘘みたいな話。90Dをポチった日に仕事受注、そしてスカウト。
一番言いたいことはこれ。
半年間悩みに悩んで、意を決して中古の90Dを購入。
そしてその日に、驚くべきできごとが。
インスタのDMで、2件の新規メッセージが入りました。
1件は関西で、スポーツの大会の依頼。
もう1件は、スポーツの大会の撮影に、カメラマンの派遣を行っている会社からのスカウトのメッセージでした。
これが一気に2件も、しかも90Dを購入した日に来るなんて、今のどこかで見られてた?!って思いました。笑
どちらも、私のポートフォリオやインスタの投稿を見て、DMをくれたとのこと。
この日は一気に人生が変わったと言っても過言ではありません。
「お金が貯まってから買う」
「落ち着いてから買う」
と思っていると、ずるずると買えないままだったと思います。
中古だけど、分割払いだけど、今だ!と思ってエイヤ!でポチったんです。
そこに仕事が舞い込んできて、そして継続的に案件がもらえる契約が決まったのです。
アップグレードしたカメラ、自分もそれにふさわしい写真家になれるようにと、無意識に追いつこうとするのだと思います。
これこそ自己投資。
どうかこの記事がみなさんのカメラ選びの一助になれば嬉しいです。
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フォトグラファー兼ブロガー
動物占いで「フットワークの軽いこあら」です。
関西のいなか出身、早稲田スポ科卒。
小学校から大学までソフトテニス一本。
大学卒業後、フィジーへ移住。
2年間のフィジー生活を終えて2020年夏に帰国。
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