【勝ち組確定】勘違いしてない?読書感想文の書き方のコツと読書嫌い用のテンプレート!

こんにちは、こあら🐨です。

今日はこんな人に読んでほしい!

読書感想文が苦手すぎる

そもそも本を読むのが嫌い。

「あとがき」を読んで書くのは意外と難しい

どんな内容でもいいから期限に間に合わせたい!

 

こんな感じでとにかく読書感想文に対する苦手意識が募り、読書嫌いの学生さんも増えていると思います。

私も実際そうでした。朝の読書の時間嫌いすぎて、本に出てくる漢字の囲まれた部分を黒くぬりつぶして暇つぶししてました。笑
(これわかる人いますか?笑)

ところが、小中の9年間はそんな感じだったのに、高校の3年間は全校生徒の中から3年連続で学校代表に選ばれるほど、何かが変わったんです。

なんか、書き方のコツをつかんだんです!

読書感想文の書き方、勘違いしていませんか。

読書感想文って、本の内容を全部網羅して書かないといけないって思っていませんか。

そんなん書ききれないですよ。

一部だけ読んだらおけ。

それに全部読んで全部の感想書くなんてそもそも不可能

ちょっと気が軽くなりましたか?

まずは読書感想文の苦手意識をなくすことが大切。

そして、国語の先生、担任の先生が最優先するのは

まず期限内に提出すること(笑)

 でも当たり前のことです。

読みたいものは、「内容のまとめ」なんかではなく「本を読んであなたがどう感じたか、考えたか」ということ。

読書感想文勝ち組!王道のテンプレート!

原稿用紙3枚(1200字)の課題が出された想定で

スラスラ書けるテンプレートを編み出したので、この通りに書いてみてください。

① この本を選んだ理由

② 気に入った本の内容/引っかかったところ

③ ②の内容に関連する自分の経験

④ まとめ(③から学んだことや考えること)

このような流れで書いていくと、とてもまとまった感想文になります。

難しい文や言葉は不要。自分が思ったことを、自分の言葉で書けばいい。

具体的に、本田健さんの「10代にしておきたい17のこと」という本を例題にして解説します。

この本は、10代のみなさんに向けて書かれたものなので、本が苦手でも読みやすいし、自分に当てはめて読める部分が多く、とっつきやすい一冊です。

この本を選んだ理由(150~200字/原稿用紙8~10行)

いきなり本の内容に入るのではなく、どうしてこの本にたどり着いたかを最初に紹介します。

読む前の気持ちや本を選んだ理由を書くだけなので、ここは本を読まなくても書けます。

ここは相当な文字稼ぎになります

そして、特に理由がなければそれっぽいことを書いておけばOK、嘘でもいいんです。

例)

 私がこの本を選んだ理由は、たまたま行った本屋さんでこの本の表紙を見て、とても興味をそそられたからです。受験生なのに志望校が全然決まらず、とりあえずどこかの大学の赤本を買いに行こうと、家の近くの本屋さんに行きました。両親や学校の先生からは、「勉強しろ」とか「スマホをやめろ」としか言われず、「10代のうちに何をしておくべきか」なんて考えたこともなかったし、誰からも教えてもらっていないことにハッとしました。漫画以外に「読んでみたい」と思った本は初めてだったので、自分でも驚いています。

(217字)

② 気に入った内容/引っかかったところなど(150~200字/8~10行)

本を全部読む必要はなく、目次で気になるところを探し、その前後から目を通します

その中で感動したこと、好きな言葉、驚いたこと、疑問に思ったことを1つだけ!ピックアップして、それに関してだんだん自分の経験や考えを深掘りするイメージ。

全部網羅しようとか、いっぱい書かなきゃとか思わなくていいんです。

例)

 この本を読んで、今までとてももったいない過ごし方をしていたことに気づきました。それに気づけただけでも大きな収穫だったと思います。最も衝撃を受けたことは、「9割の大人は迷いながら生きている」という一文でした。私と同じ中高生の世代の人たちだけでなく、かっこよく見える、堂々と働いている大人でさえも「迷いながら生きている」ということに驚きました。それと同時に、人間はいつになったら「迷い」から解放されるのだろうと不安になりました。(196字)

  

③ ②の内容に関連する自分の経験(200~300字/10~15行)

ここでまた本に戻って、次に疑問に思ったことは、、とか感動したところ探さなきゃとか、新たな話題を探す必要はありません

せっかく見つけた1つの話題を思いきっり、自分に当てはめて書いてみましょう

大事なのは、「感想文」であり、「本のまとめ」ではないということです。

例)

 私自身、高校3年生になって大学受験を控えた身なのに、いまだに志望校が決まらず、親には「勉強しなさい」「どこへでもいけるように今のうちに成績を上げておきなさい」と言われていますが、そんなに簡単に成績は上がるものでもなく、どうせ言うのは簡単だとやる気を失っています。志望校を二択で悩んでいるわけでもなく、そもそも大学に行って何をしたいのか、本当に大学に行って意味があるのかと、不安と疑問しかありません。自分の親も、周りの先輩も、同じようにやりたいことを見つけ、大学受験をして、働いてきたのでしょうか。友達はすでに目標や将来の夢を見つけ、勉強に取り組んでいる姿を見て、ただただ自分だけが置き去りになっているような感覚に陥ります。(289字)

 

④ まとめ(③から学んだことや考えること)(150~200字/8~10行)

ここまできたらラストスパートです。

前の段落で語った自分の経験や考えを少しずつまとめにかかります。

少し「悩み」とか「迷い」とか暗い印象になってしまいましたが、最後はできるだけポジティブに終われれば、読む方もスッキリ終われるかも。

この本に出会ってよかったと思ったらその気持ちを正直に書いてみましょう。

例)

 ただ、この本を読んで、自分だけが悩んで迷って不安な人生を送っていると思っていましたが、人それぞれで悩みや不安があり、それを抱えて生きているということがわかりました。みんなそれを表に出さないだけで、実は目の前に大きな壁があったり、試練を乗り越えようとしているのだと少し勇気をもらいました。もう10代も後半ですが、高校生のうちに17個のリストの中の1つだけでも挑戦してみようと前向きになれました。(178字)

計 880字(3枚目ぎり突入するボリューム)

コピペ厳禁!

このブログは1ヶ月で2万5千人の方が見てくださっています。

これを写したら友達とかぶる可能性があります。

それに、「10代にしておきたい17のこと」は本気で中高生の皆さんに一度は読んでもらいたいです。

読書嫌いでも読みやすい、書きやすいおすすめ厳選!

心を整える/長谷部誠

おすすめポイント

・サッカー部の方、サッカー好きの方は、ぜひ読んでいただきたい1冊。

・スポーツマン、部活をやっている人には読んでほしい

・長谷部選手のプレー写真も見られる

・難しい言葉がほとんどなく読みやすい

・項目ごとに区切られているので読みやすい

・世界で戦ってきた長谷部選手の考え方や、サッカー以外でも通づる生き方が記されている

夢を叶えるゾウ/水野敬也

シリーズ4作目まで出ている大人気シリーズ。

自己啓発本ですが、中高生でも読める内容。

おすすめポイント

自分の生活を見直すきっかけになる

・日常生活を題材にしているので、内容がわかりやすくなじみやすい。

・若いうちに出会っておきたかったと思う本。

登場人物が少なく、会話が多め、関西弁のゾウが出てきて、小説が苦手な人でも比較的読みやすい

あとがき(ガネーシャの名言集)を読むだけで読書感想文書ける

👆読書嫌い・時間がない人にはこれ一番嬉しい。

好きのパワーは無限大 挫折から学んだ多くのこと、笑顔のヒミツがココにある/ハラミちゃん

絶対音感を持つ、天才ピアニストハラミちゃん。

テレビやYoutubeでも見たことある人は多いはず!

一度この人のピアノを聴いたらやめられない不思議なパワーを持ちます。

個人的に、この人の耳コピ、表現力、笑顔がほんとに素敵で引き込まれる世界。

自然とこのかたの本は読みたくなりました。

おすすめポイント

・いじめや挫折、引きこもりを経験した過去、こんなに天才でもくじけることもあるんだと少し気持ちが楽になる。

・ハラミちゃんを知っている人なら、言葉や場面を想像しながら読めるので読みやすい

・文字が大きく、2ページ見開きで1項目なので、パッと読めちゃう

・ピンクがモチーフで読んでいて楽しくなるデザイン!

奇跡のバックホーム/横田慎太郎

元阪神タイガースの横田慎太郎選手の実話。

現役生活中24歳で脳腫瘍を発症し、大手術を乗り越え1軍復帰を目指した必死の選手生活。

ボールが見えなくなるというスポーツ選手にとっては致命的な症状を抱えながらも、最後の引退試合で見せた奇跡は、神様をも味方につけた「神業」だったんでしょうか。

(当時の様子をYoutubeでも見ることができるので、それを見てから読むともっと感動)

おすすめポイント

・野球好きの方にはイチオシの本!

・阪神ファンにはたまらない本!

※野球を知らないと読みにくい、知らない選手ばかりで追いつけないかも。

・文字が大きく、読み進めやすい

・物語後半、引退試合の部分だけ読んでも感動する

・24歳で引退せざるを得なかったプロ野球選手の人生を想像すると、モチベーションが上がる

まとめ

このブログを最後まで読み切ってくれたあなたは、5000字を読み切ったことになります。

最後まで本当にお疲れ様でした。

そしてあなたが書くのはこの5分の1でいいんです。

ちょっと気を楽にして、1日1ページでもいいから読んでみて。

そしたら意外と、変わるから!

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