こんにちは、こあらです🐨
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今日は、映画「ANNIE(アニー)」に出てくる英会話で勉強したいと思います。
※こちらはPart 2です。よろしければPart 1からご覧ください。☟
映画「ANNIE(アニー)」で英会話!字幕付きで初心者にもわかりやすく解説!Part1
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洋画で勉強している人も多いと思いますが、なかなか自分の知っている表現が出てこなかったり、速すぎてついていけなかったりと思うように進まないですよね。
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この映画「ANNIE」でシーンごとに、これは聞き取れそう!というセリフをピックアップして解説をしておりますので、覚えられるのは覚えて日常から使ってみましょう。
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■前回からの続き
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・アメリカのニューヨークのマンハッタンで、孤児院で暮らすアニーと4人の子供たち
・それぞれの事情で親とばらばらになり、キャメロンディアス演じるミス・ハニガンにお世話になっています。
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・立候補者のうちの1人、携帯電話会社のCEOであるスタックスは、その人間性や言動で、彼の評判はどんどん下がり、彼の支持率は下降する一方でした
・アニーが図書館へ行った帰り道、道路を歩いていたスタックスとぶつかってしまい、アニーが車に轢かれそうになったところをスタックスが間一髪で助けました
・そのニュースが一気に世間に広まり、スタックスの支持率はみるみる上昇していきました
・アニーが孤児であるということを聞きつけたスタックスの秘書は、アニーを利用して市長選を有利に進めようとたくらんだのでした
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スタックスの秘書であるグレースは、アニーが住む孤児院に訪れ、スタックスがアニーをランチに誘いたいと言っていると訪問します
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I work for Williams Stuck and
(私はウィリアムス・スタックスのところで働いていて)
he would love to take Annie out for lunch.
(彼がアニーをランチにお連れしたいと言っています)
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You know, she‘s such an angel.
(あのね、彼女は本当に天使なのよ)
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He’d like to invite you to lunch.
(彼があなたをランチに招待したいと思っているわ)
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I promise we won’t keep you long.
(長時間拘束しないと約束するわ)
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You can keep me as long as you want.
(いくらでも拘束していいよ)
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皮肉がこもったおもしろいシーンです。
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■he would love to take Annie out for lunch.
■He’d(would) like to invite you to lunch.
would love to~=ぜひ~したい、喜んで~したい
would like to~=~したいと思っている
willの過去形would を使うと過去形の文章になるかと思われますが、wouldを使うことで丁寧な文を表します。
一種の敬語のような働きをします。
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たとえば、依頼するときの文で
①Will you open the window?
(窓を開けてくれませんか)
②Can you tell me how to get to the station?
(駅までの行き方を教えてくれませんか)
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という文章の文頭をそれぞれ過去形に変えることで
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①‘ Would you open the window?
(窓をあけていただけませんか)
②‘ Could you tell me how to get to the station?
(駅までの行き方を教えていただけませんか)
というニュアンスに変わります。
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■take +人+Out for ○○=人を○○へ連れて行く
take Annie out for lunch.
(アニーをランチに連れて行く)
take you out for driving.
(君をドライブに連れて行く)
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■such a ○○=とても、そんな○○な という強調する意味
You know, she‘s such an angel.
(あのね、彼女は本当に天使なのよ)
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such a ○○は、比喩や強調なdいろいろな使い方がありますがここでは「もう本当に天使なのよ」と強調しているように見えます。
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It is such a beautiful day!
(すごくいい天気ね!)
He is such a nice man!
(彼は本当にいい人)
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というように使います。
Such a の使い方ですごくわかりやすいページを見つけたのでぜひこちらもご参照ください。
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■won’t = will not
読み方はウォーントと読みますが、want と聞き分けがややこしいです。
I won’t go to school.(学校へ行かない)
I want to go to school.(学校へ行きたい)
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まるで真逆の意味になってしまいますが、「○○したい」のwantの場合は、want toで用いられるので、to を聞き逃さないようにするか、文脈で判断するしかありません。
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■as long as+主語+動詞
You can keep me as long as you want.
(いくらでも=あなたがほしいぐらい長く拘束していいよ)
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You can eat as much as you like.
(あなたが好きなだけ食べていいわよ)
Please tell me as much as you know.
(あなたが知っている限りのことを教えてください)
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迎えに来た車にグレースとアニーが後部座席に並んで座ります。
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We can listen to whatever you like.
(あなたが好きなものなんでも聴いていいわよ)
Can you put on talk radio?
(トークラジオをつけてもらえる?)
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Are you sure you don’t wanna listen to music?
(本当に音楽を聴きたくないの?)
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I love talk radio.
(トークラジオが大好きなの)
It calms me.
(わたしを落ち着かせてくれる)
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So do I.
(わたしもよ!)
I loved it when I was a little girl.
(幼いころ大好きだった!)
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Sorry, that sounded very sad.
(ごめんなさい、悲しく聞こえたわね)
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ここの会話が、なんとも人間的で、グレースとアニーの会話を聞いているドライバーも思わず笑顔をこぼします。
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■whatever +主語+動詞
We can listen to whatever you like.
(あなたが好きなものなんでも聴いていいわよ)
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whatever、whichever、whereverなど以下のようにそれぞれ使い方がありますが、用法も異なります。
譲歩といい、「あなたがどこにいても~」、「あなたが何と言おうと~」という仮定の文章で使われることもあります。
・Whatever ~するものは何でも
He says whatever he wants to.
彼は言いたいことを何でも言う
Whatever happens, I will stand by you.(譲歩)
何が起ころうとも私は君の味方だよ。
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・Whichever どちらでも
Take whichever you like the best.
どれでも一番好きなものを取ってください。
Whichever you may choose, you won’t be satisfied.(譲歩)
どちらを選択してもあなたは満足できないでしょう。
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・Wherever ~するどこでも
I can take you wherever you want to go.
(君の行きたいところどこへでも連れてってあげるよ)
Wherever you go, I will never forget you.(譲歩)
(あなたがどこへ行っても、私はあなたのことを忘れない)
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■Are you sure~?=本当に~でいいの?本当に~なの?
Are you sure (that) you don’t wanna listen to music?
(本当に音楽を聴きたくないの?)
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たとえば信じられない話をされたときに
Really?と同じようにAre you sure?(それは確かなの?)と聞き返したりします。
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■wanna=I want to のカジュアルな表現、話し言葉
I wanna listen to music.(音楽を聴きたい)
I wanna go to the movie.(映画を観に行きたい)
I don’t wanna see you.(あなたに会いたくない)
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■So do I.
(わたしもよ!)
Me too.と同じく同意を表す文です。
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I love music.
–So do I.
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I am interested in Japanese history.
–So am I.
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■It sounds/That sounds ○○=○○に聞こえる
Sorry, that sounded very sad.
(ごめんなさい、悲しく聞こえたわね)
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It sounds good idea!
(それはいいアイデアね!)
It sounds strange.
(変な話だね、奇妙だね)
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だいたい主語がIt やThatになるので、soundも3人称のsをつけてsoundsとなります。
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ランチの部屋に招き入れられたアニーですが、大勢の取材陣とカメラに囲まれ、自分が利用されていることに気づくアニー。
スタックスは、孤児をもてなすことでポイントアップを狙っており、アニーと映っている写真をどうにかして撮りたい。
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アニーはその魂胆を見透かしており、「長いドライブで疲れたから先に食べたい」「私はもう10歳でばかじゃない」と取材陣に背中を向けて写真を撮らせません。
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From what I understand, it’s very crowded where you live.
(私の理解だと、君の住んでいるところはとても混雑しているよね)
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It’s easy.
(簡単よ)
All I need is a bed and meals.
(必要なのは1台のベッドと食事だけ)
You don’t have to do anything else.
(それ以外に何もしなくていい)
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And you can get $157 a week.
(それで1週間に157$ももらえるんだよ)
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Do I look like I need $157 a week?
(オレが1週間に157$ほしいように見えるか?)
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■関係代名詞 what とwhere
From what I understand, it’s very crowded where you live.
(私の理解だと、君の住んでいるところはとても混雑しているよね)
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what I understand=わたしの理解していること
where you live=あなたの住んでいるところ
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■ All I need is ○○=私が必要なのは○○だけ
All I need is a bed and meals.
(必要なのは1台のベッドと食事だけ)
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All you need is love. って歌ありますよね。笑
(あなたが必要なのは愛だけ/愛こそすべて)
All I want is money.
(私が欲しいのはお金だけ/お金しか要らない)
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■don’t have to ~=~する必要はない、~しなくていい
You don’t have to do anything else.
(それ以外に何もしなくていい)
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You don’t have to pay.
(あなたは払わなくてもいい)
You don’t have to feel sorry.
(あなたが申し訳なく思う必要はありません)
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■Do I look like~=私が~なように見えますか?
Do I look like I need $157 a week?
(オレが1週間に157$ほしいように見えるか?)
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How old do I look like?
(わたしが何歳に見えますか?)
。
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ランチでの作戦会議が終わり、全く予想していなかった展開となったスタックスとアニー。
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He is going to adopt you?
(彼はあなたを養子として受け入れるのですか?)
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No, no, no.
(違う違う!)
I have parents.
(私には両親がいるの)
This is just temporary.
(これは一時的なものよ)
If he gets approved.
(もし彼の許可が下りたらね)
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I need a temporary guardian approval, please.
(一時的な保証人の許可が必要なのですが)
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*adopt=(動)養子として受け入れる
*temporary=(形)一時的な
*approve=(動)許可をする
*approval=(名)許可
*guardian=(名)保証人
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保証人の申請に伴い、スタックスのお家の見学・検査で豪邸に訪れたアニー。
見るものすべてが新しく、興奮が止まらない様子。
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I think I’m gonna like it here!
(ここが好きになっちゃいそう!)
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■I’m gonna ○○(動詞)=I’m going to ○○ のカジュアルな言い方、話し言葉です。
未来のことを表し、この映画ではよく出てきます。
I’m gonna have lunch.(これからランチを食べる)
I’m gonna go home.(これから家に帰る)
など超日常会話で使えます。
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アニーがスタックスと同居することになり、ミス・ハニガンの元を離れることとなったアニー。
いじわるだったミス・ハニガンにも、素直にお礼を言う姿にはとても感心します。
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I just wanna thank you for everything you’ve done for me.
(あなたが私にしてくれたことすべてにただお礼を言いたいです)
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everythingとyouの間には関係代名詞that(which)が省略されていて
you’ve done for me=you have done for me
現在完了を使って、「あなたが私にしてくれたこと」と訳します。
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A lot of people don’t like me.
(多くの人が私のことを嫌っている)
That’s why we‘re doing this.
(だからこれをやってるんだ)
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■That’s why~=だから~、それが理由で~
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前の文章を受けて、今の行動をしている理由を述べるときに使います。
これは本当によく使いますし、映画などでもよく聞きますよね。
That’s why I got angry with him.
(だから私は彼に怒っているんです)
That’s why I was silent.
(そういうわけで私は黙っていたのです)
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動物愛護施設に訪れたスタックス一行。
アニーは犬のオリに入り、犬と戯れています。
1匹持って帰っていい?と聞くと、遠くの方で1匹寂しそうに吠えている犬を見つけます。
その犬は、スタックスとぶつかった日にいじめられていた犬でした。
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Hey, girl, we found each other.
(ねえあなた、わたしたちお互い見つけたわね)
I’ll never leave you again, I promise.
(わたしあなたを二度と離さない、約束する)
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スタックスの豪邸に住み始めたアニーですが、静かすぎてなかなか眠れず、夜遅くまでリビングでなにやら仕事をしているスタックスにちょっかいを出しにいきます。
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「仕事が楽しい」と答えるスタックスに、アニーはユニークな一言を返します。
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I haven’t been to Disneyland, but I don’t think they have a paperwork ride.
(ディズニーランドには行ったことないけど、たぶんペーパーワークライドなんてないと思うよ)
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■have been to~=~へ行ったことがある
現在完了形を使い、「~へ行ったことがある」という意味を表しますが、go (行く)の現在完了形 goneは「行ってしまった」という意味になるので注意。
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I have been to America twice.
(アメリカに2回行ったことがある)
I haven’t been to Tokyo.
(東京に行ったことがない)
I’ve never been to Osaka.
(大阪に一度も行ったことがない)
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アニーがスタックスに「お腹すいた!何か作ってあげる!」と気を遣います。
言葉で開く冷蔵庫やシステムキッチンを目の当たりにし、思わずアニーの口からこんな言葉が出ました。
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Cool.
(かっこいい!)
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I can make a meal out of anything.
(この中からご飯作ってあげるよ!)
Pick five ingredients.
(5つ材料選んで!)
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■out of ~= ~の中から
Out of ~にはたくさんの用法がありますが、今回は
I can make a meal out of anything.
(冷蔵庫の何でもあるこの中からご飯作ってあげるよ!)
という意味で使われています。
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nine out of ten=十中八九(10のうちの、8、9)
という風に、分数を表すときなどにも使います。
用法は違いますが、out ofのよく使われる熟語も覚えておきましょう。
out of order=故障中
out of service=故障中、運休中
out of stocks=在庫切れ
out of date=時代遅れ
I’m out of cash/money.=お金を持っていない
I’m out of luck=ついてない
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スタックスの特権により、映画のプレミア試写会に招待されたアニーと孤児院の子供たち。
2時間の上映が終わった後、スタックスは秘書のグレースに焦ってこういいました。
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I gotta get back to work.
(仕事に戻らなければ)
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You can’t stay for the party?
(パーティーにいられないの?)
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■I gotta ~=I have toの話し言葉、カジュアルな言葉 です。
wannaとかgonnaとかgottaとか、日常会話ではよく出てくるのですが、学校の文法では習いませんよね。
こういうところが洋画で学べるメリットだと思います。
gotta(ガッタ)と読み、~しなきゃ という意味で使われています。
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I gotta go now.
(行かなきゃ)
I gotta go to bed.
(寝なきゃ)
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映画のプレミア試写会から戻ってきた4人の子供は、音楽をガンガンにかえて、余韻に浸っています。
ソファで寝ていたミス・ハニガンはその大音量の音楽で目を覚まし、いつもとは違う子供たちを怒鳴りつけます。
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You’re being mean.
(意地悪だよ)
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I’m being educational.
(私は教育しているのよ)
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Now pack it up!
(今すぐ片付けなさい!)
You look ridiculous.
(馬鹿っぽく見えるわ!)
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このシーンでは、形容詞がよく出てきていますのでそれを解説します。
*mean(形)=皮肉な、いじわるな
動詞で「意味する」という意味でもありますが、形容詞で使われるときもあります。
*educational(形)=教育的な
*ridiculous(形)=ばかばかしい
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I was thinking maybe you would wanna go in to work with me today.
(君が今日オレの仕事に一緒に行きたいかな、なんて考えてたんだよ)
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■時制の一致
I was thinkingとmaybeのあいだに接続詞のthatが省略されているのはおわかりですか?
英語は、時の流れにとてもうるさいので、一文の中で「時制の一致」をしなければなりません。
メインの文章は、I was thinking(わたしは思っていた)なので、それ以降の文章の動詞もメインの時制に合わせる必要があります。
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そのため、
I was thinking
+
Maybe you will wanna go in to work with me today
という2つの文章をつなげるときは、この太字の部分を過去形に変換してつなぎます。
I was thinking maybe you would wanna go in to work with me today.
wouldってあまり使い慣れないし、間違ってるんじゃないかなって思ってしまうのですが、英語の世界ではこれが当たり前なんです。
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ここまでくると、相当アニーとスタックスが打ち解けてきたことがわかります。
仕事に連れていくなんて最初は考えられなかったですからね!
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今日の仕事はニューヨークの上空を飛んで巡回することでした。
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アニーにとっては初めてのヘリコプター!
スタックスに、酔うかどうか聞かれた時、
Don’t know.
(わからない)
I’ve never been in the air before.
(今まで一度も空を飛んだことがない)
I threw up on the swings at once.
(一度ブランコに乗って吐いたけどね)
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See, we have five times as many cell towers as the other guys.
(見てみろ、うちの会社は他のやつらよりの5倍の電波塔を持っている)
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The harder I work, the more opportunities I get.
(一生懸命働けば働くほど、より多くの機会をゲットできる)
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■数字+times as +形容詞+ as
See, we have five times as many cell towers as the other guys.
(見てみろ、うちの会社は他のやつらよりの5倍の電波塔を持っている)
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比較するときに使われる文法で、数字+times で「〇倍」と表します。
使われる形容詞は、many、large、longなど物の数、広さ、長さ、値段の高さ、人口などを表す形容詞が入ることが多いです。
2回目のasのすぐ後ろには比較する対象を入れます。
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The country is five times as large as Japan.
(その国は日本よりも5倍大きい)
This PC is two times as expensive as Windows.
(このパソコンはウィンドウズよりも2倍高い値段です)
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■The 比較級+主語+動詞, the 比較級+主語+動詞 =○○すればするほど、もっと~
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The harder I work, the more opportunities I get.
(一生懸命働けば働くほど、より多くの機会をゲットできる)
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2つの文で構成されるこの文法は、日本語で説明すると一見とてもわかりにくいですが、両方、The+比較級で始まっていることがネックです。
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The more I hear, the more interested I become.
(聞けば聞くほど興味深くなる)
The older he grew, the more attractive he became.
(彼は成長すればするほどますます魅力的になった)
The more we learn, the more we realize how little we know.
(勉強すればほど自分たちがいかに物事を知らないかがわかる)
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今日はここまで。
長時間、長文お疲れ様でした。
お付き合いいただきありがとうございました。
いっぱい覚えようとせず、まずは1つ、気に入った文を丸暗記して、実際の生活で使ってみるとか、オンライン英会話で使ってみるとか、してみると自分の身になると思います!
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次回もお楽しみに!
Part 3☞映画「ANNIE(アニー)」で英会話を勉強しよう!字幕付きでわかりやすく解説!Part 3
Part 4☞ついに完結!映画「ANNIE(アニー)」で英会話を勉強しよう!字幕付きでわかりやすく解説!Part 4
フォトグラファー兼ブロガー
動物占いで「フットワークの軽いこあら」です。
関西のいなか出身、早稲田スポ科卒。
小学校から大学までソフトテニス一本。
大学卒業後、フィジーへ移住。
2年間のフィジー生活を終えて2020年夏に帰国。
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