Bula. こあらです!
そう、自分でも思う。
あんなに関西に絞ってたのにどうやったら1年もフィジーにいるわけ?
ってふと我に返ったりする。笑
何が何だかわからない方は、ぜひ
こちらからどうぞ☟
「出張でフィジーに行けます」のA社に入って長期出張でここにいるわけではなく、わたしはなんと3年の就労ビザを取得して働いているのです。正社員として。
1月某日
Web履歴書での1次審査が終わり、大阪での面接に呼ばれました。
大阪梅田のグランフロント。
出典:https://images.app.goo.gl/fqKGSZpjVukwgPJL8
ホテル夜勤前の面接。
細―いひょろい、仕事ばりばりできそうな男性(Bさん)が出迎えてくれ、1対1で30分ほどの面接と、簡単なペーパーテストを30分ほど。
面接では、志望理由や今までの経歴を答え、どの会社でも100%聞かれた、「なぜ新卒で就職しなかったのか」という問いももちろん聞かれました。笑
ちなみに応募職種は「営業」(留学斡旋会社の営業)
聞かれた質問は以下の通り
・自己PR(ここで今までの経歴を述べた)
・志望理由
・なぜ新卒で就職しなかったのか
・営業職の経験は?
・どうして営業職に?
・留学したことはある?
・英語力どのくらい?
・ワード、エクセル、パワポ、使える順に教えてください。
など覚えている範囲はこのあたり。
ちなみにこのときなんて答えたか全然覚えてないけど、正直に言うと新卒で就職しなかった(できなかった)理由はいろいろあります。
・大学3年時に就活をしたけどあまりうまくいかなかったこと
・みんな同じスーツ着て、同じ髪型して行く気もない会社に志望理由言って、、、そういう就活に嫌気がさした。(言い訳ww)
・やりたいことが多すぎたこと
・第1志望に受かってた先輩が、入社してすぐやめたいと言っていたことに、就活ってやってる意味あるのか?と失望したこと
なんて答えたかは本当に覚えてないけど、面接官Bさんが、私の答えに苦笑い気味だったことは覚えてます。
ただ、自分の人生の転機とか分岐点とかってその人にしかわからない選択とか感情があったわけだから、無理にわかってもらおうとも思わなかったし自分の人生に後悔はなかったため、顔色を変えないように口角だけは保ってたんですよね。
でも、すごくいいなと思ったことがあって。
就職活動でいい思い出のないわたしだからこそ、この転職活動で、
特に1対1の面接で、じっくり話を聞いてくれることに本当に安心感を感じたし、団体面接のように焦燥感にかられることもなかった。
たまに聞かれることがある変な質問「あなたを動物に例えるなら?」とかは就活だけで、転職の際はそんな突飛な質問は聞かれなかった。(偏見か?)
まあでもかなりグサッと来たのは、一通り上記の質疑応答を繰り返し、面接官Bがある程度わたしの素性を知ったところで、「営業職未経験」のわたしに
「栗山さん、営業向いてないよ」
って一言放ったんです。
落とされた…。
初めてや。こんな面接の場で落とされたん初めてや。
もう大パニック、頭真っ白。
たしかに営業職なんてやったことない。
日本語教師と接客系のバイトで3年はびっしり働いたけど、全然要領は違うんだろうなと思いながら、出張でフィジー行くためにはしょうがないと思って、こっちも必死で食らいつく!
🐨「え?
…いや、でも、わたし確かに営業は未経験ですけど接客業もやってきたし、これから御社で一から営業を学んで勉強して必死で結果を出したいと思ってるんです。」
(意欲大事だと思って必死!!)
B「うーん、たぶん思ってるより厳しいよ、うちは結構。数字、数字だからね。営業初めてなら特に。続かないと思うよ。」
正直言葉が出てこなかった。
そうよな…甘くないわな…
B「だから、現地行く気ある?」
🐨「ん?現地?現地ってフィジーですか?」
これがすべての始まりでした。
落とされたと思ったのに、他部署への配属というチャンスをくださった!!
他部署という言い方はおかしいけど、留学先フィジーの現地配属というかそんな感じ。
「フィジー行く気あるなら、このあとテスト受けてもらって現地の担当に話通しておくよ。」
「行きます。」
(と言いながらも、内心、「英語の面接?」と不安が募る)
その例のペーパーテストは、社長が作ったらしく
・日本の首相を新しい方から順に書きなさい(古い方から順になら書けるのに…!)
・世界のスパイスをできるだけ多く書きなさい
・野菜をできるだけ漢字で書きなさい 例)人参、白菜など
(それを書くな‼‼‼)
こんな感じのテストが約10問。
撃沈だったのを覚えています。
2日後、メールが届き、現地採用の方向で、2次面接に進めること、
400人の応募があったが、面接官Bさんの直観で、私を選んでくれたことが記されていた。
(直観!!直観なの?!なんかうれしい!ということはつまり、あの「出張でフィジー行けます」の求人に400人が応募ボタンを押したということ!)
2次面接では、同じグランフロントで前回の面接官Bさんが同席のもと、東京支社にいる現地担当のCさんにSkypeでつないでいただき面接が行われました。
はじめまして~Cです。
(よかったあああああ×100 日本語や。笑)
Cさんは1か月単位でフィジーと日本を行き来しているツワモノ。
話し方も論理的で、痛いところをついてくる。
2次面接で聞かれた質問は以下の通り。
・志望動機
(この2つは、前回も聞かれたかもしれないけど申し訳ないという感じ)
・海外とかどのくらい行く?一番長かったところは?
・海外でのエピソード
・途上国の生活経験は?
・英語力どのくらい?
・学生時代の部活動、そこでのエピソード
・日本語教師の苦労エピソード
・日本語教師のときに気を付けていたことは?
・遅刻常習犯、授業を聞かないなどこういう学生がいたらどういう風に指導するの?
・外国人と働いたことある?
・現地ほんとに大丈夫??
・転職しようと思ったきっかけは?
・パソコン使える?エクセル、ワード、パワポ得意?
履歴書、職務経歴書を見て、今までの仕事でのエピソードや学生時代の過ごし方などを特に密に聞かれた印象があります。
(接客業だったため、パソコンに不安要素を感じられたらしい)
でも、すごく理解もあって、話していて手ごたえの感じる面接でした。
なぜかというと、
C「お給料の希望はありますか?」
🐨「いただけるならいくらでも!」
C「はい、合格!」
って気持ちのいいぐらい即答いただけたから笑
(わたしも相当単純)
C「さすが体育会系って感じするわ。即合格ってしたいところだけどまだ最終があるからね、社長に推しておくよ」
余談ですが、Cさんは雲の上の存在だったがのちにめちゃくちゃ距離が近くなり、Cさんの結婚式のカメラマンをさせていただくくらいになった。
運命の最終面接は次回~
転職記録★フリーターから正社員へ!Vol.3 社長の圧迫面接
TOEIC3ヶ月で200点アップ
フォトグラファー兼ブロガー
動物占いで「フットワークの軽いこあら」です。
関西のいなか出身、早稲田スポ科卒。
小学校から大学までソフトテニス一本。
大学卒業後、フィジーへ移住。
2年間のフィジー生活を終えて2020年夏に帰国。
コメント