Bula! こあらです🐨
今日のテーマは、フィジー生活の中であった珍エピソード
シリーズ第3弾「ネズミ退治の大きな罠!🐀」
2019年9月上旬、私は同じホームステイにお世話になって1年以上たちました。
このホストファミリーは、やわらかめの関西人みたいな感じ。
ジョークが好きで、おしゃべりが好きで、楽しいことが好きなフィジー人。
でも時間にはルーズ。時間にせっかちな大阪人とは違うけどね。笑
(これはパパとママ。結婚式で泣いてるけど笑)
パパ、ママ、16歳の娘(Victoria/ビクトリア)の3人暮らし。
ビクトリアは4人きょうだいの末っ子で、上の3人は全員実家を出てばらばらに暮らしています。
まあその末っ子といってもわたしよりかなり大人びててセクシーで背も高くて、マセマセの女の子ですが。
今日は、そのマセガキ・ビクトリアとホストママと私、の3人のお話。
日本の都会に住んでいる方はあまり馴染みがなく、引いてしまうかもしれませんが、ゴキブリやネズミは日常茶飯事です。
家もすき間だらけなので少し油断するとアリが湧いていたり、ネズミが入り込んできたりします。
それがここ1年間、ネズミなんか全く出てこなかったこの家に、最近、寝てる間にカサカサとネズミかゴキブリかの音が聴こえるようになったんです🐀。
しかもそれがわたしの日本食BOXから…泣
まさか…
カップラーメンとかお菓子が食べられてるんじゃないかっておびえながら寝てたんです。
もちろん朝起きてもネズミの姿はなく、BOXを開けると食べかすが広がっていました。
本当に悲惨。私の貴重な日本食が!!!!ショックでたまらずママに言ったんです。
🐨Hey, Mom. My Japanese snacks are eaten by a rat‼‼ I hate them!!
(ママーー聞いて!!わたしの日本食、ネズミに食べられてんねんけど!!!!まじで無理!!!)
👩What‼ I didn’t even know that you stored the Japanese food in your room.
You should put them in the fridge.
That is penalty because you hide foods from us. lol
(そんなん‼‼日本食どこに置いてたん!ママ、あんたの部屋に日本食置いてたことさえも知らんかったよ~どこに置いてたんよ!
ママたちに食べられたくないから置き場所隠してたのがバチ当たったんちゃうの!笑)
考え方がフィジー人!笑
🐨Of course I didn’t mean hiding!
(隠してたわけちゃうねんで~!!!)
たしかに冷蔵庫入れてたら食べられるからあながち間違いではない笑
それでネズミ🐀がこの家に忍び込んで家じゅうの食べ物をあさっているという疑いが大きくなり、隣の家のおじいさんが飼ってるネコ🐈を借りてきて
👩Let her come in and walk around.
(ちょっとの間、ネコ放してこの辺歩かせな!)
とママの指示により家の中にネコ🐈を放し、好き勝手歩かせるという作戦に出ました。
ネコ🐈が何やら色々においを嗅ぎまわり、いい具合に家の中を歩き回ってくれていました。
それが夜の10時半ごろ。
ただ、ネズミは姿をなかなか現さず、私たちも今日のところはあきらめようというムード。
そしてわたしはいつも夜10時には寝ていたので眠くてたまらなく、
ビクトリアとママに、
🐨I’m sorry I’m so sleepy, so I’m gonna sleep now.
(ごめん眠い~先寝るわー)
と言って自分の部屋に戻って寝ようとしたんです。
そしたら、ビクトリアとママがなにやらフィジー語でしゃべっていて、なんか私の顔見てへらへら笑ってたんですよ。
「こあら、早!もう寝るんだ~!」みたいな会話かなって思ったんですけど。笑
まぁいっかと思って、一旦自分の部屋に戻り、寝る前のトイレを済ませてまた部屋に戻りました。やっと寝られる~!!って気分で。
出典:https://images.app.goo.gl/TLk3mUpps5LYzFbn9
私の部屋には大きなクイーンベッドがあり、そんな贅沢なお部屋を使わせてもらっています。
ベッドの隣のスペースにヨガマットを敷き、毎日寝る前に体幹トレーニングを30分ほどしてたんですよね。
ネズミ退治で眠くてたまらなかったけど、トレーニングはさぼれなかったので、おやすみ~とは言ったものの、その筋トレをするためにヨガマットに寝ころぼうとした瞬間。
ベッドの上の違和感に気づき、ちょっと固まったんです。
枕元がなんか、もこっとしてる。
誰か布団めくった?
これは私の部屋にネズミ探しに来た形跡か!
って思ってヨガマットの上にうつ伏せに寝ようとしたら、そのもこっとしたふくらみがゴソゴソって動いたんです。
え!!!!!って固まって。
そしたらケラケラ笑いだして、とにかく笑いが止まらない、むくっと体を起こす大男。
えええええ!!!!!!!!!!
きゃああああああああああああーーーー!!!!
誰???!!誰!!!???何??!!
待って!!!!
もう、襲われる!!!!逃げやな!!!!
怖すぎて部屋から後ずさり…かけたそのとき、
まさかの、見たことのある顔。
なんと、その大男。
正体はママでした。
さっきまで一緒にネズミ退治をしていたママだったんです。
ほんとにいたずら大好き家族。
私が寝るねーって部屋に入るとき、ビクトリアとママがフィジー語で話していたのは、
「こあらにドッキリをしかける」ってことだったんです。
それでビクトリアとママは笑いが止まらず、わたしはそれをのんきに無視して寝ようとしたんですよね。
はーーーー。
ビクトリアはこの一部始終を部屋のドアのすき間から録画していたのでした。
もうえげつない叫び声を出しているわたし。
それもそのはず。
だって、さっきまで一緒にネズミ退治してたママがね、
自分の部屋に隠れて、しかも本来ならすぐ気づくはずのベッドと壁のすき間なんかに隠れて。
気づかへんわたしもなんて馬鹿なんやと…。
そんな、完全にはめられたエピソードでした…。
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フォトグラファー兼ブロガー
動物占いで「フットワークの軽いこあら」です。
関西のいなか出身、早稲田スポ科卒。
小学校から大学までソフトテニス一本。
大学卒業後、フィジーへ移住。
2年間のフィジー生活を終えて2020年夏に帰国。
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