Bula!こあらです🐨
今日は、フィジーでホームステイをしている学生さんのために、ホストファミリーと仲良くする秘訣をお伝えします!
1つでもできていないことがあれば、ぜひ今日から実践してみてくださいね。
1. ありがとう をこれでもかってくらい伝える!
2. どんなに喧嘩していても挨拶を忘れない
3. 家事や自分にできることは積極的に手伝う
4. 自分の部屋に極力入らない(こもらない)、リビングで家族といる時間を長くする
5. 家族・親戚の集まりやイベントにはどんどん参加する
6. 近所の人とも仲良くする
7. 共通の趣味や話題を見つける
8. トラブルはみんなで協力して乗り越える
皆さん、今言ったことどのくらいできていますか?
これらを入居当時からできれば実践できれば、家族とうまくやっていけない!ってことほとんどないと思います。
これだけ実践してうまくいかないなら、もうホストとの性格が合わないと思ってもいいかも…笑
また、お金の貸し借りで悩んでいる方はこちらも参考にしてみてください。
被害者続出!最も厄介な「お金のケレケレ」。フィジー人に「お金を貸して」と言われた時の対処法と上手な断り方
ご飯を作ってくれたらありがとう。(Thank you for lovely dinner.)
洗濯をしてくれたらありがとう。(Thank you for doing my laundry.)
外出していて雨の日に服を干しっぱなしにしてしまった!
でも帰ってきたら洗濯ものを取り込んでくれていた。ありがとう!助かった!(Thank you, that was huge help!!)
どんなに小さいことでも、自分がやってもらったと思ったらいちいち言葉にして直接伝えましょう。
「ありがとう」と言われて嫌なことはありません。
逆に、自分が感謝の気持ちを持っていても、言葉に出さないと、「あんなにやってあげてるのに!!」って不満が爆発する日が来てしまうかも。
少し言い過ぎた、ちょっと気まずいなって思うことがあっても、「おはよう」「おやすみ」だけは何があっても言うようにしましょう。
これに加えて、「いってきます(I’m going,bye)」とか「ただいま(I’m home/Hi!)」も言えたらいいですね。
たとえ相手に返事されなくても。
挨拶を返してくれないと腹が立つかもしれませんが、言い続けましょう。
聞こえていないだけかもしれないし、本当に挨拶さえもしたくないかもしれない。
でもこういうのって時間が解決してくれます。
すでに洗濯やお皿洗い、ゴミ出しなどは自分でやっているという人も多いと思います。
ただ、ホストに甘えてばっかりで料理もお皿洗いも洗濯も掃除もしてもらってるなんて人は、自分でできる何かを見つけて手伝いましょう。
キッチンに立ち入るな、とか勝手に家のものを触るなって言われているなら自分の部屋の窓を掃除するとか、玄関の掃き掃除をするとか、できることは小さくてもあるはずです。
特にフィジー人の家庭ではキャッサバやココナッツの皮をむくこともありますよね。
男の子の力強いパワーが必要なこともあります!!
勉強をしたい、自分の部屋でごろごろしたい、1人でYouTubeを見たいっていう気持ちは痛いほどよくわかります。
ただ、これを自分の欲のままに過ごしていると、家族との溝がどんどん深まっていくのがわかります。
無言でもいいからリビングにいる時間を長くし、家族同士の会話を聞いてみましょう。
家族の会話に入れることがあればラッキーだし、毎日一緒にいることでフィジアンやインディアンの言葉がわかってきたりします。
英語を勉強しているけど、追加で3か国語を話せるようになるなんてめちゃくちゃラッキー!
こういう風に続けていると、最初は話しかけられなくても、毎日リビングで家族と過ごすようになれば気にかけてくれるようになります。
だし、「最初は話す話題がなくて気まずい」と思っていても、これに慣れると沈黙でも気まずくなくなり、空気として一緒にいることが苦痛じゃなくなるんです。
ホストファミリーと仲良くしたいなら、家族の結婚式やお葬式、イベント事の家族の集まりには、億劫でも顔を出しましょう。
こちらも前述と似ていますが、最初は全く顔や名前、言葉がわからなくても、彼らはあなたのことを「日本人のホームステイ」として顔をはっきり覚えてくれます。
そしてそれが毎回のように顔を合わせるようになると名前も覚えてくれて、食事の場なら「もっと食べなさい!」とか「こっちにおいで」とか声をかけてくれるようになります。
そして、カバを一緒に飲むようになれば家族の一員も同然。
親戚にも認められて一気に昇格!!笑
名前をなかなか呼んでくれないようなら、覚えやすい名前を彼らにつけてもらうのも一つの方法。
現地の人たちに呼んでもらいやすい名前であれば彼らもきっと忘れません!
ランドオーナー(大家さん)や近所の人には顔を合わせるたびに挨拶を心掛けましょう。
本当に、おはようとさよならで十分なんです。
これさえも出来ない人がめちゃくちゃ多い。
隣に住んでいるのにこれさえもできないなんて、正直終わってます。
だって、自分が住んでいる隣に新しい住人が来て、その人に挨拶さえもされなかったら、不愉快じゃないですか?
自分がここに住んでいるよというアピールを兼ねて、顔を覚えておいてもらうのです。
なんでそんなことが必要かというと、
たとえば、夜家に帰ってきたらホストが外出して鍵が開いていなかった!
大家さんに相談したら、鍵を開けてくれたり、ホストが帰ってくるまでお家に入れてくれたりと助けてくれることもあります。
雨が降ってきて、隣の人が洗濯ものを取り込んでくれていた。
近所にいる野良犬に吠えられて怖がっていたら、近所の人たちが助けてくれた
明日から断水だよーって教えてくれた
夜のおかずを作りすぎたといって分けてくれた
なんてエピソードも。
日本よりも近所付き合いが密で、人によっては慣れなくて違和感や不快感を感じる方もいるかもしれませんが、これこそフィジーで感じてほしい魅力。
フィジーで過ごす上で、ホストファミリーしか頼る人がいないとき、近所の人がこんなに助けてくれたらほんとに心強くないですか?
自分のためにも笑顔であいさつして近所の人にいい印象を与え、良好な関係を築いておきましょう。
この国では「プライバシー」なんて言ってられません。
それよりも、治安の面で、自分を助けてくれる知り合いを増やしておくのが大切。
フィジー人ならテレビでラグビーを一緒に見る、インド人ならインド系の映画を一緒に観に行く。
やはり共通の話題があると、話も盛り上がります!
この前のラグビーワールドカップのときは、フィジーチームは予選プールで負けてしまったのですが、それ以降はずっと日本チームの応援をしてくれていました。
ラグビーのルールがわからないなら、詳しいホストファミリーに聞いたらいいし、それも英語の勉強にもなります。
英語の解説でラグビーを見るのは難しいけど、「今何て言ったの?」とか「今のプレーはなんで反則なの!」って一緒に観戦できれば一気に距離が縮まります。
逆に、インディアンは比較的サッカーが好きなので、サッカーの試合を見るのもいいと思います。
家族が教会や寺院にお祈りに行くというのなら、朝の1時間だけでも一緒に行けたら最高ですね。
家族と仲良くなりたいなら、少しでも長く家族とともに生活を共にすること、習慣を理解することが大事です。
トラブルってなに?!って思うかもしれませんが、たとえば、フィジーでよくあるのは停電や断水。
停電が起こった時、扇風機やクーラーが止まってしまうため、自分のうちわを家族に貸してあげるとかマッチやろうそくを使って明かりをつけるとか。
計画断水が事前に発表されているなら、家族と一緒に貯水を手伝うとか、空いたペットボトルをかき集めるとか。笑
サイクロンが来る予報が出ているなら、避難しないといけないかもしれないから、荷物の片づけを一緒にするとか。
2017年に来たサイクロンの被害。これを見たら手伝わないではいられないですよね…
こんな大きいことじゃなくてもいいんです。
たとえば、子どもが泣き止まない、わがままを言ってばかりだというときに、自分がお母さんの代わりにあやしてあげたり遊んであげたり。
家の中にゴキブリが出て、それを一緒に退治したり。
お母さんが「あれ!ケータイどこいった!どこかに置いたはずなのに!」ってケータイを探してるんだったら一緒に探してあげるとか。
「ママはいっつもそうだね~」(You are always doing the same thing./ missing your phone.)とか「ケータイが歩き回ってるんかもね」(Your phone must be walking around.)とか冗談を言いながら。
日々の小さい困ったことを一緒に乗り越えるのが大事なんです。
なぜこれが大事かというと、
皆さん、学園祭とか学校でのイベントを思い出してみてください。
何かのハプニングを一緒に乗り越えたクラスメイトとか、厳しい部活の練習を乗り越えた仲間って、これがきっかけで絆が深まるじゃないですか。
それと同じで、停電、断水、サイクロン、なくしもの、けが、病気、虫退治、自分ができることは家族に寄り添って助けてあげましょう。
思いやりの心が何よりも大切。
日本の、何年も一緒に過ごしている両親や兄弟でさえ、けんかをしたりすれ違いが起こったりするんだから、文化も環境も何もかも違った外国人と住むなんて、考えてみれば至難の業です。
最初からうまくいく方がおかしいです。
そんな心持ちでいくと少しは楽かも。
そして、カッとなって喧嘩してしまったときでも、「もうだめだ、この人たちとは合わない!」と思わず、「時間が解決してくれる」と気長に考えましょう。
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フォトグラファー兼ブロガー
動物占いで「フットワークの軽いこあら」です。
関西のいなか出身、早稲田スポ科卒。
小学校から大学までソフトテニス一本。
大学卒業後、フィジーへ移住。
2年間のフィジー生活を終えて2020年夏に帰国。
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